私は毎日御堂筋線で通勤しています。
毎日なんとなく乗っていて、なんとなく見ていた駅の名前。
ローマ字表記で「ん???」となりました。
それは「N」の表記の仕方。
御堂筋線には23駅あり「ん」の付く駅が9駅あります。
Senri-chuo(せんりちゅうおう)
Ryokuchi-koen(りょくちこうえん)
Shin-Osaka(しんおおさか)
Hommachi(ほんまち)
Shinsaibashi(しんさいばし)
Namba(なんば)
Dobutsuen-mae(どうぶつえんまえ)
Tennoji(てんのうじ)
Shinkanaoka(しんかなおか)
この中で「ほんまち」と「なんば」だけ「ん」が「N」ではなく「M」なんですね。
調べてみると、ローマ字には「ヘボン式」と「日本式」があるんだとか。
日本式は50音表にそのまま母音と子音をあてはめたもの。
ヘボン式は英語で発音することを考え表記したもの。
日本人にはわかりませんが、「ん」には3種類あるんですね。
「N」の ん・・・いわゆる普通の「ん」
「M」の ん・・・「ま」「ば」「ぱ」など口を閉じて声を出す前の「ん」
「NG」の ん・・・日本語ではあまり発音しない鼻にかかった音の「ん」
しかも、どうやら近年はこの「ヘボン式」に統一されてきているんだとか!
こに鉄道の駅名や、道路標識の地名、パスポートでの姓名も。
そう意識して街中の標識を見てみると、確かに「N」と「M」の「ん」があちこちにありました。
この「ヘボン式」での表記だから「ほんまち」は「ま」の前だから、「なんば」は「ば」の前だから「ん」が「M」での表記のようです。
知ってました?「ヘボン式」
学校では日本式しか習いませんよね。
小学生で習うローマ字は「日本式」のみ。
「ヘボン式」があるなんて聞いたこともなかった!
日常のふとした疑問から、ひとつ勉強になりました。
意識してみると、おもしろい!!