「一意奮闘」とは、心を一つのことに集中し、奮い立って戦うこと。
また、力いっぱい努力すること。

今日は息子の剣道の試合です。
母ちゃんに出来るのは精一杯の応援くらいです。
思いを込めて弁当作りました。
最近息子は剣道を続けるか迷ってます。
剣道は好きだけど、試合は好きじゃない…
でも学年的にも6年生だし、弱いわけでもないので今年になってからはずっと「主将」を任されてます。
先生に期待され、主将と言う座を任されプレッシャーに押しつぶされそうな息子。
それを力に変えていけるタイプなら良いのだろうけど、息子には重荷でしかないみたい。
理由は他にもあるのだろうけど。
好きなはずの剣道が楽しくない・・・
稽古も面白くない・・・
「先生は息子君を信じてくれてるからだよ」
「大丈夫だよ。息子君ならできるよ!」
そんな応援の言葉は息子には響かないようです…。
励ますことが良いのか、このまま背中押し続けて良いのか…
「剣道…やめたいな…」
小さくそう呟いた息子。
思い悩んでいます。
我が家では子供が本気でやりたい!と言って習い事を始めています。
やっぱり簡単にはやめてほしくない。
でも思いつめるほどしんどいのなら、違う選択を選んでもいいのかもしれない。
一度始めた習い事。
辞め時が難しい。。。
私自身剣道有段者です。
なので一度始めたのならせめて初段は所得してほしいと思う気持ちがあります。
3級2級1級初段二段三段…と上がる剣道の世界。
「1級」と「初段」は大きく違う。
この壁は大きいことを知っている。
段持ちだと「特技」として認められるんですよね。
履歴書にも書けるんです。
たいした特技のない私が唯一履歴書に書けることでした。
私も剣道がたいして好きだったわけじゃなく、辞めたいと何度も思ったけれど特技欄に剣道二段と書けたことは続けていて良かったと思いました。
1級までは習い事としてそこそこ通えば得られるけど、段を取るには稽古が必要。
1年や2年で取れるものでもないので、武道の有段者は「忍耐・根性がある」と印象持ってもらえる。
それってきっと息子のこれからに役立つと思うんです。
剣道は自分の力を認めてもらえる。
野球やサッカーなどのチーム戦だと一人だけが上手でもチームの勝敗はまたちがいますよね。
でも剣道は稽古をすれば上達し、それは試合だけでなく昇級・昇段として認められていく。
きっと息子の自信に繋がると思うんです.
続けているときっと剣道の技術だけでなくもっと得られるものがある。
そう思うから、まだやめてほしくはない。
でもこれは親である私の考え。
決めるのは息子。
もう6年生。
自分のことは自分で考え選ぶ力をつけていってほしい。
親は経験からの話をして、親としての思いを伝える。
でも、それでもやめたいか、もう少し続けてみるか決めるのは息子自身。
どういう選択をするかはわからないけれど、どんな道を選んでも私は息子を応援するし見守る。
それは変わらないので、息子を信じ息子に決断を委ねようと思います
あぁぁぁぁ~!
でも、「見守る」ってすっごい難しいんだよ!
こっちの道を選べばいいのになんでそっち行っちゃうの~?!とか思うし、危ないからやめときゃいいのにって思うのに挑戦したいとか言うし~。
信じて黙って見守る
これってほんま難しい。
でも息子の人生。
息子が選び、拓いて行ってほしいから見守る。
母ちゃんも覚悟です!