長女の長かった反抗期
最近家の中が穏やかなんです。
きょうだいとても仲良くて、笑顔が溢れてるんです!
そんなん普通やんって思うでしょ?
違うんです。
違うかったんです。
長女の長い長い反抗期はずっと続くトンネルのようでした。
このブログではできるだけマイナスなことは書かないように…とイライラでぐちゃぐちゃした気分の時には書かず、少し落ち着いてから自分の戒めのため、記録のための記事を書いていました。
中学生の反抗期との付き合い方 (記録) - 人生楽しんだもん勝ち♫
ふらっと近所をお散歩。足元には小さな命がたくさんあるんだね。 - 人生楽しんだもん勝ち♫
だけど、現実はこんなキレイごとではありませんでしたよ。ほんとに。
ここでは書けないようなよろしくない言葉が飛び交い、聞き流せばいいのにいちいち気に触り私も言い返してしまったりして…
大人げなかったと思います。
余裕無かったと思います。
私もどうしたらいいのか必死でした。
ヒステリックにイラつく長女。
弟妹に当たり散らしたり、キツイ言葉を吐いたり、投げやりになったり。
白か黒か極端な選択しかしなくなったり。
よく分からないところで突然怒りだしたり。
怒っていたかと思えばいきなり泣き出したり。
そして泣き叫びだしたり。
自分の部屋に閉じこもることも多く、自分の世界に入り込むとなかなか出てこない。
でも出来る限り食事はみんなでする!と決めているので呼び出すと明らかに不満顔。
話しかけても一言「うん。」だけとか、「はぁ?」とか「知らん。」とか単語のみ。
会話にならない。
そのまま受験期に入ったのでイライラはさらに増す一方。
勉強嫌いな長女、だけど勉強しなきゃいけないことはわかってる。
でもしたくない。
しろって言われる。
余計腹が立つ。
やってもさほど成果が出ない。
やる気がなくなる。
でもそんなんじゃいけない…イライラ…
空気の悪い状態はさらに悪化していました。
いつまで続くの?
いつまでこんな状態なの?
中二病って中二で終わらないの?!
もう中三なんだけど?って思ってました。
永遠に続くわけないって思いながらも、じゃあいつ終わるの?
この日まで。ってわかっていればこっちも我慢できるけど、これはいつまで来年まで?再来年まで?本当に終わる日が来るの?
今日は耐えたけど次は耐えられるか分からない。
言い返してしまうかもしれないしきついこと言ってしまうかもしれない。
そんな先の見えないトンネルを歩いていた感じでした。
つい手が出てしまって後悔したこともありました。
子供にイライラしちゃった時は誕生日を思い出そう。 - 人生楽しんだもん勝ち♫
反抗期の終わりが見え始めた
だけど、そんな長女も最近ようやく反抗期を抜け出したような気がします。
入学した高校の話を自分からよくするようになりました。
「今日学校でこんなんしてね」とか「こんな先生がいてね」とか「こんな友達できてね」とかこちらから聞かなくても学校から帰ってきたら話してくれるんです。
リビングにいることも増えました。
今までは自分の部屋に閉じこもっていてばかりだったのに、リビングでみんなで話す輪の中にいるんです。
学校から帰ってきてからも夜ご飯終わってからもリビングでみんなで集う中に長女もいる。
なんだかそれだけで嬉しいんです。
なにげない会話の中にも変化が!
今まで反抗期中には絶対言わなかった「今日の弁当の卵焼き美味しかったぁ」とか、「アイロンしてくれてありがとう」とか言ってくれるんです。
それに私がソファに座っているところをわざと「どーん!」って言いながら膝の上に座ってきたり、触れ合うスキンシップなんてこの2.3年ほんと嫌がってたのにどうしたの?!って感じです。
弟妹にも優しいお姉ちゃんに戻りました。
先日も私が末っ子の陸上大会で出かけている時にこんなLINEが届きました。
どうやら息子と2人ででお買い物へ行きゲームセンター寄ってUFOキャッチャーをしてきたらしいです。
反抗期真っ最中の長女なら弟と2人で出掛けるなんてありえませんでした。
最近きょうだい3人がとても仲良いんです。
みんな笑ってるんです。
しょうもないことでもケラケラと。
それを見ているのが私はたまらなく嬉しいんです。
昨日は私がリビングで腹筋を始めると息子が寄ってきました。
そして末っ子も一緒にやり出しました。
ここまではよくあることなんです。
いつも長女はこれを冷たい冷めた目で見て、鼻で笑ってたんです。
それが昨日は一緒に並んでやり出したんです!
「あははは〜!キッツーっ」
「全然できひ〜ん」
「なんでみんなできるん〜?」
って笑いながら一緒に入ってきたんです。
嬉しかったぁ。
あぁ。
もう、反抗期抜けたんだなぁって感じました。
受験が終わり解放されたからかもしれません。
高校生活が楽しいからかもしれません。
もしかしたら、離婚したのが良かったのかもしれません。
抜け出したきっかけはわかりませんが、ここ数ヶ月で別人のように変わりました。
明るくおしゃべりで笑い上戸な長女に戻りました!
いま反抗期でお困りの人へ。
大人でもない、子供扱いもされたくない難しい年齢ですよね。
構ってほしくないけれど、放っておかれるのもイヤで、でも構われると文句言って逃げて。
ほんとややこしいお年頃です。
でもきっといつか終わります。
私も永遠に続くんじゃないかと思ってました。
でもこうやって抜け出す日がちゃんと着ました。
抜け出してからは何かを悟ったのか、ちょうど良い距離感で、親と子どもだった関係から、親と少し大きく成長したら子どもになり、親子だけど何でも話せる親友のようで、一緒に戦い抜けた戦友のような関係になりました。
反抗期は成長の証。
本当にその通りだと思います。
反抗期は大変で親も子も苦しいけれどそれを超えると、親も子も成長できたような気がします。
いつか終わりはきます。
その日まで見捨てないで諦めないで、付かず離れず見守りましょう。
きっとひと回り成長したお子さんになります!