「いいお母さん」になりたかったのです。
私は母のことが昔から少し苦手でした。
母の日にひらぱー?!V6岡田君もびっくりやわ! - 人生楽しんだもん勝ち♫
この記事にも書きましたが、個性的で体も声も大きくてどこにいても目立ってしまう母。
私が小学生の頃は友達のお母さんがうらやましくてしょうがなかったのを今でも思えています。
そんな私は18歳で実家を出て19歳で結婚し21歳で長女を出産しました。
周りの友達はまだ大学生です。
出産した友達どころか結婚している友達もいませんでした。
若くして母になった私は必要以上に「いい母」に憧れを持っていました。
いいお母さんにならなきゃ。
「あそこは若いから」って言われることの無いよう、しっかり子育てしなきゃ。
だれにも迷惑かけないように、心配かけないようにしっかり育てなきゃ!
いいお母さんにならなきゃと、いつのまにか自分で自分自身をがんじがらめにしていました。
母のようにはならない。
ずっと心の奥にあったことです。
私はちゃんとした「母」でありたい。
毎日ちゃんとご飯を作り、身だしなみを整えて、子どもに恥ずかしくない母でありたい。
おやつにお菓子を作ったり、一緒にお出かけしたり、一緒に共感したい。
自分がしてほしかったこと、してもらえなかった思いを子どもたちにさせたくなくて必死になっていました。でも、実は私が母になり一番しんどかった時に救ってくれたのは母でした。
http://ssachiko.hatenablog.com/entry/kodomo-iraira
母の日のサプライズプレゼント
母の日だった昨日は朝から末っ子の陸上大会で出かけていて帰りも遅くなる予定でした。
そんな話をしていた前日の晩、長女と息子が晩御飯を作ってくれると言ってくれたのです。
頼もしいです。有難いです。
全てお任せしました。
帰ったらプチ監禁されましたw
「絶対見ちゃダメ!」「出てきちゃダメ!」
陸上から帰ってきたらリビングに行くことを許されず、部屋に閉じ込められてしまいましたw
陸上から帰ったばかりの末っ子も加わり3人でリビングで何かやってます。
いい香りがします。
楽しそうな声が聞こえます。
「〇くん、これ盛り付けて~」
「お姉ちゃん、こんな感じでどう?」
「〇ちゃんはご飯よそって~」
「これどうかなぁ?」
「いいやん!上出来~♫」
なんだかとっても楽しそう!
覗きに行きたい気持ちです。
出来上がったのはハートのハンバーグ♡
テーブルにはカーネーションも飾られています。
ハンバーグは買い物から行ってくれました。
作り方は元旦那に聞いたそうです。
(元旦那はフレンチのシェフで昨年離婚しましたが子どもたちは自由にLINEのやり取りしてますし、自由に会いに行ってます)
とってもジューシーでふわふわのハンバーグでした。
玉ねぎのみじん切りが大変だったみたいで、ゴーグルして切ったり、ガム噛みながら切ったりした!と裏話もしてました。
マカロニサラダの盛り付けは息子。
このカラフルトマトを買いたかったそうですw
ハンバーグをハート型にしたり、盛り付けにこだわるのは息子なんですよね。
デザートにはケーキもありました。
ケーキは買ってきたものだそうですが、長女が目の前で切り紙をして粉糖とアラザンでデコレーションしてくれました。
世界でひとつだけのケーキになりました!
お母さんの通信簿
そして、「お母さんの通信簿」をもらいました。
これはももねいろのももねさんがブログで書いていたので、私も帰ってさっそくダウンロードしちゃいました!
子どもたちから見た母の私は?
子どもたちの評価はとても正直です。
朝ごはんの準備はほとんどしないので評価低めです。
我が家の朝はセルフサービスなんです。
朝食をセルフサービスにすると良いことだらけですよ! - 人生楽しんだもん勝ち♫
掃除はしますが、洗濯もの干しや取り入れて畳むのはほとんど子どもたちがしてくれます。(今ではお小遣いではなく当番制です)
子供のお小遣いについて考えてみた。 - 人生楽しんだもん勝ち♫
仕事に対しての評価は高かったです。
好きを仕事にしているのでそれは子どもたちも見ていて楽しんでいるのがわかるみたいです。
おしゃれはイマイチでしょうか。
「ママのおしゃれはこだわりが強すぎるから、ママが勝手にするのはいいけどマネはしたくない〜」と言われましたw
和柄、いいと思うんだけどなぁ?
趣味・娯楽の
「忙しい合間の休日には家に閉とじこもることなく私たちを外へ連れ出してくれる」が全員大変良いで嬉しい。
部活やら習い事で全員一緒の行動が出来なくなってきたからこそ、大切にしたい時間なんですよね。
コミュニケーションは、笑顔や家族団らんは良いけれど、勉強のサポートが低評価。
勉強はね、もう教えられないよ。
難しいんだもん^_^;
総評価100点満点で
長女が85点、息子が96点、末っ子が81点をくれました!
「いいお母さん」じゃなくていい
私、自分が思い描いていた「いいお母さん」ではちっともありません。
もっと常に家の中をきれいに保っていたいし、もっと手間暇かけてお料理もしたい。
もっと子どもの勉強も見てあげられたらいいと思うし、もっと怒らずにいられたらと思う。
でもね、子どもって良く見てるんです。
そして、子どもってよくわかってるんです。
「ママ、最近明るくなったね」
「お母さん、よく笑うよね」
私は離婚したことで仕事も忙しくなったし、家のことも完璧にはできなくなった。
だけど、そんなことはきっとどうでもよかったんです。
家が散らかっていても、晩御飯に手抜き外食が増えても、
「お母さんが楽しそうだからうちらも楽しい!」
子どもたちに言われました。
家庭内でお母さんの存在って大きいんですよね。
お母さんが悩んでいたり、落ち込んでいるとどうしても家の中が沈んでしまいます。
雰囲気が良くなくなってしまうんですよね。頑張りすぎて張り詰めた空気は子どもたちにも伝わります。
子どもは思っているよりも敏感です。
だから私はほどほどに手を抜くことを覚えました。
頼ることを学びました。
完璧なお母さんじゃなくていい。
「いいお母さん」じゃなくていい。
いつでも楽しそうに笑っているお母さんでいたい。
今はそう思います。
☆子どもたちへ☆
お母さんががんばれるのはあなたたちがいるから。
お母さんが楽しいのはあなたたちが楽しそうだから。
お母さんが幸せなのはあなたたちが笑っているから。
お母さんは「いいお母さん」になることはやめました。
「いいお母さん」じゃないかもしれないけど、いつでも楽しく笑っているお母さんでいたいと思います。
お母さんになって15年。
あなたたちに手伝ってもらったり、励まされたり、パワーをもらったりして、お母さんをやれてます。
これからもあなたたちと一緒に私も母として成長していけたらと思います。
素敵なプレゼントをありがとう!
美味しい晩御飯をありがとう!
でもね、実はね、3人が楽しそうにお料理してくれている時がとても嬉しかったんだよ。きょうだい3人が協力し合っていること、仲良いこと、それがとても嬉しい!
あなたたち3人の母で良かった。
本当にありがとうね♡