漫画家のくりた陸さんがお亡くなりなったそうです。
昨日、仕事から帰る電車の中で訃報を知りました。
闘病されていたのは知っていましたがショックでした。
私がくりた陸さんの本に出会ったのはもう20年以上前。
30年近く前になります。
この記事でも書きました。
私の人生に影響を与えた一冊の「ゆめ色クッキング」と言う漫画です。
本当に今の私の原点。
私がお菓子作りが好きになったのはこの本があったから。
この本を読んでいなかったら今のお菓子作りの大好きな私はいなかったかもしれない。
それくらい影響を受けた。
小学生の頃、初めて作ったお菓子はこの本に出てくるアイスボックスクッキー。
何度も何度もこの本を見ながら作り、破れてしまってテープでとめていたり、ココアが飛んで拭いたあとがあったり。
思い出がいっぱいいっぱい詰まってる。
「お菓子作りは魔法だよ」
私は今でもそう思う。
人を幸せにする魔法がお菓子にはある。
作る楽しさ、食べる美味しさ、食べてもらう喜びや幸せ。
全部教えてくれたのはこの本なんだ。
本当に本当に大好きで、何度も何度も読んだ。
結婚して実家を出る時も、引越しをする時も漫画や雑誌を処分してきたけれど、この本だけはずっと一緒。
ずっと手元に置いてある。
本当に大切にしてる。
他にも
「北極星(ポラリス)に投げキッス」も「寝顔は見ちゃイヤッ」も、
「ぷっちん♡HiSchool」も、「Chu♡してBOMB!」も
全部全部読んでた。
まさに私の青春時代そのものだった。
大人になってからは
「いってきます」が発売されていた。
子どもが産まれてから買ったくりた陸さんの本はこれが最初で最後。
これは子どもが不登校になる話で、私も子どもが生まれてから読んだのでとても深く刺さったのを覚えている。
くりた陸さんは、私の青春。
お菓子作りの楽しさを教えてくれてありがとうございました。
誰かに作る喜びを教えてくれてありがとうございました。
食べてもらう幸せを教えてくれてありがとうございした。
御冥福をお祈りいたします。