「THE SODOH」でディナーを
一度行ってみたかった京都のイタリアン「THE SODOH」
口コミでお洒落なお店だと聞いていて、その写真な雰囲気がとても好きで行ってみたかったんです。
子連れでは行きにくいので大人女子2人で堪能してきました。
京都の観光地からすぐ近いので人が多かったです。
お店の門前に黒服の男性が立っていて、店内まで案内してくれました。
門から店まで数十メートル。
もう既に素敵な雰囲気。
細い小道。
大きな灯りがところどころぶら下げられていて、その前に紅葉の葉が重なりオシャレな提灯みたい。
案内されたお店は薄暗く照明が落とされており、ガラスの向こうに中庭がありそこにスポットが当たるようになっています。
昔の日本家屋を使っているからか、梁が低く背の高い人はぶつかりそう。
結婚式もできる部屋もあるらしくとても広かったです。
ただ、お店の作りが複雑で薄暗さもありお手洗いに行ったあと席まで迷子になりそうでした。
この日は私の誕生日祝と言うことで友達がディナーのコースを予約してくれていました。
ドリンクメニューにはワインがたくさんありましたが、ふたりとも飲めないのでソフトドリンクで乾杯。
タキシードのいい声のお兄さんが前菜を運んできてくれました。
「京都城陽産のいちぢくでございます。いちぢくは火を通すととても甘味を増しますの衣をつけフリットにしております。塩気のある生ハムとの相性も抜群でございます。食感の良いブリオッシュと共にお召し上がりくださいませ」
ちゃんとは覚えていませんがこのような事を言ってはりました。
噛むことなくスラスラと滑らかな説明に拍手したくなりました(笑)
凄いお店だぁ!
お店のスタッフさんはイタリア語なのか、聞きなれない言葉を交わされていて異国感も感じます。
お皿を下げるタイミングも良く次の料理の提供もスムーズです。
無駄な動きなくスタッフの連携も取れていて見ていて心地よくなります。
「瀬戸沖産ハマチとビーツのクルード」
もう説明は覚えてません(笑)
クルードは多分お刺身ってことでしょうか?
ハマチは軽く表面が炙られていて、全く臭みがなく食べやすい!
私、生魚が苦手で刺身もお寿司も普段は食べないのですがこれは美味しくいただけました。
ビーツは甘みがあるのですがそれもビネガーで程よく酸味も足され本当に美味しいソースになっていました。
「秋菜のボロネーゼ」
秋菜はごぼうと蓮根でした。
「秋菜」って表現もなんだかステキですね。
あつあつとろとろのとけた濃厚チーズと絡ませると最高!
「紅ずわい蟹と九条葱のリゾット」
今年初カニ♡
ふわふわのカニの身がたくさん!
しつこすぎない濃さのリゾットでいくらでも食べられそうでした。
メインの肉料理です。
「京都高原豚イタリアポルチーニのソース」
ナイフを入れるとスーッと切れる柔らかい豚肉。
厚みはあるのにしっとりしていてゆ~っくり火を入れたのか固くならず柔らかいです。
肉の甘みがじっくりとでてきて、塩の加減もちょうどいい。
丹波シメジや平茸も旨みが強い。
ポルチーニのソースはとても香り良くて、フォカッチャに付けて食べたくなりました。
(いつもならしちゃうところだけど、このお店では遠慮しときました^_^; お行儀的にどうなのかな?)
噛めば噛むほど甘みの増す豚肉。
いつもは牛や鶏が好きなのであまり豚は食べないのですが、これはとてもおいしかったです。
もう、幸せでおなかいっぱいです。
デザートの「和栗のモンブラン」
おいしい!!
びっくりです!!
お料理これだけ食べてもうお腹いっぱいだったのに、ペロリと食べちゃった!
めっちゃ美味しいモンブラン!
栗のクリームが和栗そのもの。
甘すぎなくてとっても美味しいの!
上にのってるエスプレッソのアイスもほろにがで、大人のモンブランって感じなんです。
栗のクリームの下にはサクサクに焼いたメレンゲが入っていて軽い食感がこれまた良くて!
今まで食べたモンブランの中で一番おいしい!
これだけで3個は食べたい!
あぁ、もうめっちゃ幸せです。
この日は平日。しかも雨の日でしたが待合室には人がたくさんでした。
行かれる場合は予約したほうが絶対良いと思います!
和の家屋で高級感あり厳かな雰囲気なんだけど、イタリアンで固くなりすぎず楽しくお食事ができました。
創作のお料理は本当にどれも素晴らしく美味しくて、スタッフの方々の動きや接客も心地よくて好きでした。
あたたかい幸せな気持ちにさせてくれるお店でした。
ごちそうさまでした!
お店のHPはこちらです↓
THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO
〒605-0827
京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町366
TEL:075-541-3331