最後の一年、最高の一年にしたい!
陸上に励んでいる末っ子、小学6年生になりました。
小学校の最終学年。最高学年です。
今年こそは全国大会に行きたい!と練習に励んでいるのですが・・・
ここ数ヶ月なかなか思うように練習に打ち込めません。
走ると足が痛くなってしまうからです。
末っ子が痛がるのはいつも同じ、左足のかかと部分です。
整形外科へ
はじめは捻ったのかな?と思い整形外科に行きました。
レントゲンを撮っても骨に異常はありません。
鎮痛剤と湿布を処方され、「痛みが無くなるまでは安静にしてください」と言われました。
言われるまま2週間ほど安静にすると痛みが引いたので、練習を再開しました。
久しぶりなので無理のない程度にです。
しかし少し走るとまた同じところが同じように痛くなるのです。
もう一度整形外科に行きました。
(仲間が1回目では分からなかったけれど、2回目の受診ではく離骨折が見つかったこともあったので念のため再度診てもらいました)
骨の角度を変えてレントゲンも撮ってもらいましたが、やはり異常はありません。
走りこみすぎの可能性もあると言われました。
が、この時はほとんど練習はできていなかったので軽く走った程度でした。
痛みの原因が分からず、安静にするしかないのか・・・と思っていました。
スポーツする人に特化した治療院!
いろいろ調べていると「スポーツマッサージ治療院」があるのを見つけました。
アスリートの怪我や不調などの悩みを解決してくれるとのことで、保険は適応されませんが少しでも痛みが減るのなら…と思い行ってみることにしました。
スポーツ鍼灸マッサージ治療院 physical conditioning center ACT
そこで診てもらってわかったのが「有痛性外脛骨障害」とのこと。
これは、スポーツ活動の盛んな10歳から15歳くらいの成長期に発症することの多い足部の障害だそうです。
足の内くるぶしの前の辺りを押さえるとかなり痛むらしく、末っ子は特に左足だけが痛いようでした。
有痛性外脛骨障害の原因は?
外脛骨という足の内側に普通には無い余分な骨(過剰骨)があるそうなんです。
15~20%の人にあるとのことなので、そこまで珍しいわけではないのですがこれが突出してきているのが痛みの原因のひとつだそうです。
そしてもうひとつの原因は足の筋肉の発達が追いついていないから。
末っ子の運動量が、身体の発育(特に足のインナーマッスルの発育)に追いつかず、土踏まずがつぶれてなくなってきてしまう症状だそうです。
足裏のアーチが浅くなってきているイメージです。
アーチが保つのは足のインナーマッスルのおかげです。
そのアーチが保てないと、足裏の骨が落ちくぼんできて、その負担がかかとに来ているとのことでした。
外脛骨障害の場合内側に骨が出て、内側のアーチが崩れ倒れることで足の外側の骨が張り出てそこが痛くなることもあるそうです。
有痛性外脛骨の治療は?
治療方法と言うものはなく、骨やインナーマッスルが成長する15歳か17歳になったら自然治癒することが多いそうです。
しかし、痛いのは今だしそんな先まで待てません。
とのことで、足裏インナーマッスルトレーニングを教えてもらいました!
足指じゃんけん
足の指でグーチョキパーできますか?
グーはできてもチョキやパーができない子が多いそうです。
しっかり足の指1本1本が開いたパーを出来るようにします。
タオルギャザー
足の指でタオルを手繰り寄せます。
これも足の指の動きが必要です。
普段使わないことが多いので、足裏が攣りそうになったりします。
青竹踏み
今の時代「青竹」はなかなか売ってないですが、百均でツボ踏みがあったので買ってきました。
走ることで足の筋肉を使っているので疲労し固くなっているので、足裏をほぐし柔らかくすることが良いそうです。
そして、テーピング。
上記のトレーニングで鍛えはじめましたが即効性はありません。
マッサージをしてもらい、足の骨のバランスを整えてもらうことで痛みは引きましたが、走るとまた痛くなるでしょう。
でも走らない選択肢は末っ子はイヤとのことなので、痛みがマシになるテーピングをしてもらいました。
インナーマッスルが弱くアーチがつぶれるのなら、アーチを足裏から支える、持ち上げるようにサポートするテーピングをしたら良いそうです。
あとはアーチサポートと言う土踏まずの足底板を特注で作ることもできるそうなのですが…これはまたもう少し考えます(>_<)
(足型を取って特注なので高いのです。成長期の足はすぐにサイズが変わるし・・・(T_T)
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小中学生のお子さんで走ったりジャンプしたりすることの多いスポーツをしている人。
足の内側に骨があったり、外側が痛いと言う人は有痛性外脛骨障害の可能性もあります。
早めに受診すると歩き癖での骨の配列の崩れがマシになるかもしれません。
痛くて炎症を起こすまでひどくなる前に一度、有痛性外脛骨障害を疑ってみてください。