背中のトレーニングで痺れ発症
きっかけは背中のトレーニング。
先日、仕事場のジムにて上司のベテラントレーナーに背中のトレーニングを教えてもらっていました。
この日は高重量ではなく、軽めの重量で丁寧に効かすトレーニング。
重くはなかったのです。
トレーニング中は特に痛みもなく、電流が走ったような感覚も何もありませんでした。
いつも通り。
そう。
いつも通り特に変わったことはなかったのです。
ところがトレーニングを終えバーベルを置き、手を離した瞬間なんか違和感。
左手の人差し指が痺れているのです。
私の症状
私の痺れは左手だけです。
左手の人差し指が痺れてます。
ジンジンビリビリではなく、ジワーーンとずっと鈍く続いています。
痛くはありません。
指も曲げられます。
でも人差し指だけ冷たい感じがします。
何かに包まれているような感じがします。
正座して足が痺れて靴下何枚も履いてそうなあの感覚に近いです。
親指と中指も軽く違和感があります。
朝よりも夕方から夜にかけてひどくなります。
夜になると浮腫んでいるような感覚がします。
包まれているものが分厚くなっているようです。
見た目は変わっていません。
他に痛いところはありません。
はじめは背中のトレーニングをしてからなので背中を疑いましたが、なんともありません。
腕も肩も首も痛みはありません。
一体何なのでしょうか。
病院へ行ってきました。
レントゲン撮っても何もありません。
そりゃ骨に何かあればもっと痛いでしょう。
骨に異常はありませんでした。
結果、
どうやら「手根管症候群」だろうと言われました。
手根管症候群とは
手の痺れ感を訴えて整形外科を受診するもっとも一般的な疾患だそうです。
手根管とは手首の部分にある骨と手根靭帯に囲まれた空間のことで、何らかの原因によりこの空間の中の正中神経が圧迫され痺れが起こっているそうです。
手根管症候群の原因
原因は不明なことが多い。
骨折やケガ、透析している人や、手の使い過ぎが原因になることもある。
妊娠初期や産後の女性、また更年期の人にも多い。
女性ホルモンの乱れによるむくみが原因のこともある。
手根管症候群の治療法
消炎鎮痛剤やビタミン12などの飲み薬や湿布薬で痛みを軽減させる。
ステロイドの注射を打つ。
固定して動かさないようにする。
ストレッチやマッサージをする。
ひどい場合は手根靭帯を切離し正中神経の圧迫を除去する手術もあるそうです。
なぜ私は手根管症候群になってしまったのか。
それはきっと最近は今までよりもトレーニングの強度も頻度も上がったからでしょう。
使いすぎのようです。
背中のトレーニングをしていたのに手首を使ってしまうなんて、トレーニングが下手な証拠ですね(T_T)
情けないです。
ホルモンバランスはまだ更年期障害には早いと思うのですが…(37歳)
きっとこれは減量の影響でしょうか。
無理はしていないつもりなのですが、前回もこのようなことがあったので気を付けます。
手根管症候群との付き合い方
手根管症候群はすぐには治らないそうです。
今のところ、日常生活に問題はありません。
幸いにも左手だけなのでお箸も鉛筆も使いません。
痛みがあるわけでもないので、違和感さえ我慢すればそう困ってはいません。
困っているのは筋トレの時だけ。。。
バーが左右対称に引けなかったり、ダンベル上げるのに力が入らなかったり。
ですが大会直前の今、トレーニングの頻度も強度も落とすつもりはありませんし、減量をやめるつもりもありません。
マッサージしながら様子をみようと思います。
いつ何時起こるか分かりません。
気を付けようがないかもしれませんが・・・
みなさまもお気をつけて。
ー追記ー
手根管症候群になってから3ヶ月ほどたった頃からなんとなく少しずつ痺れがマシになってきました。
弱くなってきたのです。
特に治療も服薬もしていません。
トレーニングも続けていました。
そして今ではもうなんともありません!
どうやら治ったようです!
痺れも違和感も全くありません。
油断はできませんが、自然治癒することもあるようです!
本当に良かった!