親のいない家に子どもが勝手に友達を呼んだ
我が家はシングル家庭です。
私はフルタイム勤務です。
と言うことは平日の日中は家にいないことがほとんどです。
先日末っ子の日曜参観がありました。
日曜日に学校に行ったので、翌月曜日は振り替え休日でお休みでした。
そのお休みの日の出来事です。
長女は高校生ですし、息子は中学生。
この日休みなのは小学生の末っ子のみ。
お留守番は慣れているので平気な子です。
お昼ご飯を用意していれば勝手に食べますし、私のパソコンで自由にDVDを観たりamazonプライムで映画を観たりして過ごせます。
しかしこの日、末っ子は私に内緒で学校の友達を家に呼んで遊んでいたのです。
我が家は私のいない時に家に友達を上げるのは禁止しています。
友達がどんな子なのかもわからないし、何をするかわからないからです。
怖かった出来事
今から10年ほど前にこんなことがありました。
当時長女は小学一年生なりたての頃。
学童保育に通っていたのですが学童は当時17時までで一斉下校でした。
その日は月に一度の残業で私の帰りは18時頃。
1時間ほどだけ1人で家で待っていてねと話していました。
仕事を終え小雨降る中、保育園に息子と末っ子を迎えに行き急いで家に帰るとなんだか家の中の空気が違います。
独特な熱された匂い、アイロンです。
部屋に入ると何か異様な匂い。
まだ6歳の長女はアイロンをしたことはありません。
長女に話を聞きました。
初めはとぼけるような素振りでしたが泣きながら少しずつ話し始めました。
学童保育で一緒の1年生のお友達と帰ってきて、そのお姉ちゃん5年生と遊んでいたら雨が降ってきて濡れてしまいました。
濡れたまま家に帰るとお母さんに怒られると言うお友達のお姉ちゃん。
(傘を持って行かなかったことや、雨が降ってきたのに遊んでいたことを咎められると)
どうにかして洋服を乾かしたい。
「アイロン貸して」と言われ、私のいない家に上げ、勝手にアイロンを出してきて、見よう見まねで洋服にアイロンを当て乾かしたそうです。
長女はアイロンをしたことはありません。
ですがしまってある場所は分かっていたようです。
5年生のお姉ちゃんはもうアイロンの使い方も知っていたのでしょう。
しかし、Tシャツのプリント部分までアイロンを当ててしまった。
そのためプリントが溶け、独特のな匂いが立ち込めたようでした。
火事にならなかったこと、誰も火傷しなかったことがせめてもの救いでした。
ですが一歩間違えていたら大変なことになっていたかもしれません。
この一件があってから、我が家では私のいない家に友達を呼ぶことは禁止しています。
私がいるときは呼んでいいし、長期休みには泊まりに呼んでもいい。
でもいない時にはやめてねと。
末っ子にも伝えていました。
しかし、
仕事でいない日中に呼んでもバレない。
夕方までに帰ってもらえば大丈夫。
そう思ったのでしょう。
呼んでいました。
嘘はバレるものです。
その日は高校生の長女がテストで午前中で帰ってきたのです。
末っ子にしたら予想外。
もちろん長女から連絡がありました。
子どもの気持ち
いつもお邪魔してばかりだから、うちにも呼びたい。
その気持ちもわかります。
でも実際平日だとゆっくり遊べないし、土日も本人の陸上などがあります。
代休のその日が一番ゆっくり遊べる日だったのでしょう。
我が家にも来て欲しかったのだと思います。
末っ子なりに考えたのでしょう。
部屋は綺麗に片付いていました。
いつも以上に整え、洗い物も済まされていました。
お菓子も振る舞い、気前よく長女や息子の分のジュースもお友達に出したそうです。
お友達に喜んでほしい気持ちと、お友達によく思われたい気持ち。
どちらも感じられました。
小学校高学年になってくると、だんだん難しくなってきます。
素直に無邪気に遊んでいた低学年とは違い、お友達の家の良いところを見て我が家と比べたり、我が家だって負けてない!と思ったり、競ったり。
そんな子どもなりの見栄もあったのかもしれません。
親の気持ち
親が子どもの友達を選ぶのは違うと思います。
親同士の感じが合わないとか、噂で聞く話が良くないから、子どもに「あの子と遊んじゃダメ」は違うと思うんです。
でも正直仲良くして欲しくないタイプの子はいます。
長女の友達にも手癖のよくない子もいました。
そのお友達が遊びに来ると長女のものが何か無くなる。
いろいろ揉めたこともありました。
もしかしたら良い子なのかもしれない。
だけど、やっぱり私のいない時に我が家に呼んで欲しくない子はいるんです。
「この子ならいいけど、この子はダメ」ってするのもあまり良くないとは思うので、統一して我が家ではみんなダメにしてます。
みなさんのご家庭ではどうですか?
親がいなくても子どものお友達が遊びに来るのOKですか?
うちが厳しすぎますか?
良ければ聞かせてください。