夏大好き!
今年も夏がきました!
夏大好きなsachikoです♪
ギラギラの太陽やもくもくの入道雲を見ていると無性にテンションあがっちゃうんです!
セミの羽化、見たことありますか?
(羽化動画・写真あります。ニガテな方はお戻りくださいね)
うちの子は虫が好きです。
息子も末っ子(娘)も平気で触ります。
この時期になるとうるさいくらいに鳴いているセミ。
セミ取りも数年前までは毎日のように行ってました。
セミの羽化、見たことがありますか?
うちの子は夏休みの自由研究に羽化の写真を撮ってまとめるほど好きです。
幼虫から少しずつ殻を脱いで成虫になる姿は、虫の不思議、命の神秘を感じます。
今年も観察することができました。
1時間半を30秒に。感動。
— sachiko (@sasyrrs) 2018年7月18日
(ニガテな人いたらごめんね) pic.twitter.com/F1L8IbcqLz
タイムラプス機能を使って撮影。
羽化が始まった頃からスマホを固定し、タイムラプス撮影してみました。
1時間半ほどが30秒になっています。
凄いですよね。
ここからは写真で羽化の様子をじっくり観察です。
幼虫は土の中から出ると羽化する場所を探し歩きまわります。
場所を決めたらジッとして少しずつ少しずつ背中を割っていきます。
背中がもっこりしてきました。
肩を抜き(セミに肩があるのかはわかりませんが)顔を抜いていきます。
その様子はまさに母親から誕生する子どものよう。
でもセミは母子ではなく、自分で自分の力だけでこの殻を脱いでいく。
少しずつ、本当にほんの少しずつ「んっ!んっっ!!」
と声にならない声のようながんばる力が聞こえる。
身体を反らして前足も抜く。
その姿は「イナバウワー」そっくり。
落ちないようにゆっくりと反り返っていく。
羽はまだたたまれていて小さくしわしわ。
これでは飛べそうにありませんね。
頭に血が上らないのかなぁ?と心配するほどこの体勢の時間が長い。
もう30分ほどこの姿勢のまんま。
大丈夫?
力尽きてない?
心配になります。
が、まだ動かない。
と、思ったら突然腹筋を使って起き上がり始めた!
グググっっとお腹の力で起き上がります。
起き上がったらお尻まですっぽりと殻から抜け出ていました。
脱いだ殻に捕まり羽を乾かしながら開いていきます。
もう少しもう少し。
だいぶ羽がピンと伸びてきました。
色も少しずつ付いていきます。
乾いたら羽をちゃんとたたみます。
凄いですね。
殻が割れ始めて約1時間半。
しっかりと羽化に成功しました。
実は土から出てきても羽化に成功するのはほんの4割ほどなんですって。
幼虫はデリケートで体力もなく羽化するまでに力尽きたり、羽化の途中で失敗することが多いそうなんです。
したの幼虫の羽化の様子ももう少し撮りたかったのですが、90%ほどあった充電が切れてしまいました(>_<;)
生まれたてのセミの羽の色は本当に綺麗で美しかったです。
セミの鳴き声豆知識
あれだけうるさいセミ。
だけど鳴いているのはオスだけって知っていましたか?
メスも泣いたら倍のうるささ…と考えるとゾッとしますね。
種類によっても鳴く時間が違うんですよ。
主に午前中に鳴くのはクマゼミ。
午後から鳴き出すのはアブラゼミ。
ツクツクボウシも午前より夕方にかけて鳴きます。7月よりも8月お盆頃に鳴くのでツクツクボウシの声を聞くと夏の終わりを感じてしまいますね。
ミンミンゼミやニイニイゼミは大阪の街中ではなかなか見られませんね。
山で出会えた時はめっちゃテンション上がります。
雨の時も鳴かなくなります。
セミが泣き止んだら「雨が降り出す?」
セミが泣き始めたら「もう雨は止むみたい」と目安になるんですよ。
大阪では私の幼少期はアブラゼミがメインでクマゼミが取れたらラッキーでしたが、今ではクマゼミが多くなってきました。
もしかしたらこれも温暖化の影響なのかもしれませんね。
まとめ
耳障りで暑さ倍増してしまいそうなセミの鳴き声ですが、土の中で何年も過ごし、立派に羽化できて、求愛のために鳴き、わずか1週間ほどで尽きていくと思うと応援したくなりませんか?
セミの羽化は今しか見ることの出来ない貴重な体験です。
もし機会があればお子さんと一緒に見学してはいかがでしょうか?
その際は極力触らず(人の手の体温でも弱ってしまう)、動かさず(羽化途中で落ちると死んでしまう)、優しく見守ってあげてくださいね(^-^)