「魔の2歳児」の第一次反抗期
子どもが2歳を迎えるころ「着替えるのもイヤ」「食べるのもイヤ」「くつを履くのもイヤ」のイヤイヤ期がありました。
2歳のイヤイヤ期は第一次反抗期で自我の芽生え、自立心が育ちはじめたことから「自分でやりたい」けれど「できない」ことからイライラしてしまいイヤイヤしてしまいます。
中学生の第二次反抗期
一般的に13歳頃から16歳頃に第二次反抗期が来ると言われています。
うちの息子は14歳。
今まさに反抗期の真っ最中です。
思春期の反抗期
中学生の反抗期は親に反発したり反抗的な態度をとったり、距離を置こうとしたりします。
自分一人でなんでも決めて1人でしようとします。
関わろうとすると「さわらないで」「うるさい」「関係ないやん」
親を突き放そうとします。
第一次反抗期と第二次反抗期の共通点
どちらも反抗期は成長の証です。
親から自立しようとしています。
2歳時は自分で着替えをしようとしたり、自分でくつを履こうとします。
行動の自立ですね。
中学生は親から離れ、自分で決めようとする精神の自立の時です。
第二次反抗期は赤ちゃん返り?
反抗期だから仕方ない。
親に楯突くことも、そっけない態度も口答えも捨て台詞も反抗期のせいだと思っていました。
しかし、最近は今まで出来ていたことが出来ない病に侵されているようです。
靴は揃えて脱ぎましょう
— sachiko@パーソナルフードトレーナー (@sasyrrs) 2018年12月6日
抜いだ服は洗濯かごへ
お風呂が上がる時はフタを閉めて
中二病って出来ていたことが出来なくなる病なの?
当たり前のことが全く出来ない(しなくなった)息子に毎日イライラする。
なんなの?ほんとに…(;一_一)
くつを揃えて脱げない
食べ終えた食器をキッチンに下げない
お風呂のフタを締めない
脱いだ服はほったらかし
じぶんの部屋も散らかり放題
学校からの手紙を出さない
今まで言わずとも出来ていたことが急に出来なくなってしまったのです。
いいえ。
出来ないのではなく、やらなくなったのです。
でも、うるさく言われるのはいやがるんです。
「服は洗濯かご入れてくれなきゃ洗濯出来ないよ~」
「学校からのお手紙はちゃんと出してよ~。困るよ~」
別に言いたくていってるわけじゃないんですよね。
こちらも言わなくていいことは言いたくない。
言われるのが嫌ならちゃんとやったらいいのに。
ちゃんとしていたらこちらも口うるさく言わないのに・・・なんて思ってしまいます。
くつ揃えないことや食器を下げないことは息子自身が直接困ることじゃないと思っているのでしょう。
けれど洗濯されないと困るのは息子だし、学校からの手紙を出さずに書類に困るのは結局息子なのにそこまでまだ考えが至らないのでしょうか。
反抗期は赤ちゃん返りだと思って受け止めよう
反抗期は「イヤイヤ 」と言わないだけでイヤイヤ期です。
赤ちゃん返りのようなものです。
赤ちゃん返りは一人で食事できていたのにできなくなったり、
一人で着替えられていたのにママやって~となったり、
しっかり歩けるのに抱っこ~となったりしていました。
息子もそうなのかもしれません。
部屋を片付けられるのに片付けない
くつ揃えといて~
食器も下げといて~
赤ちゃん返りなら仕方ない。
そう思うと少し気持ちに余裕が持てるかもしれません。
身体はかなり大きいけれど赤ちゃん返り期かぁ。
なら仕方ないね。
私がやっておこうと思えるかもしれません。
中学生の赤ちゃん返り、気をつけるポイント
一番注意することは「子ども扱い」をしないことです。
赤ちゃん返り現象ですが、
はいはい、今日もやってないのね~なんて思いますが口に出してはいけません。
子どもから大人へと自立しようとして不安定な時です。
子ども扱いすると火に油を注いだかのように燃え上がり強く反抗してしまいます。
口には出さず、怒らず、穏やかな態度で「はいはい。」と受け止めましょう。
反抗期は目を離しても心を離さない
アメリカインディアンの四訓で、私が肝に銘じている言葉です。
乳児の頃はしっかりと肌を離さず
幼児の頃は肌を離しても手を離さず
少年の頃は手を離しても目を離さず
青年の頃は目を離しても心を離さず
今は繋いでいた手を離し、少しずつ目を離していく時。
でも心は離してはいけない。
子どもが何か素振りを見せたらいつでも話を聞けるように。
親の助けを素直には求められないだろうから見ていないふりをしながらも目を離しすぎないように。
真っ直ぐに見える木も表面はゴツゴツデコボコしているもんです。
いろんなものにぶつかりながらも少しずつ年輪を重ねるように太く高く立派な木へと成長して欲しいですね。
親は土となり水となり光となりその成長を見守っていようと思います。