お正月料理ではなく、年末にはゆり根!
年末のこの時期はなんだか気が急いてしまいますよね。
イライラしたり、眠りが浅くなったり、寝付きが悪かったり。
神経が疲労しやすい季節です。
そんな今、おすすめの食材は「ゆり根」なんです!
ゆり根とはその名の通りゆり科の植物の球根です。
食材としては馴染みが少ないかもしれませんが、10月から2月ごろが旬でお正月料理に使われることも多いので今の時期は比較的スーパーでも手に入りやすいです。
漢方では「百合(びゃくごう)」
ゆり根は漢方にも使われていて、精神安定・不眠改善に効果があるとされています。
鎮静効果があるので不眠や、ストレスのイライラ・ストレスからの胃痛や、精神的な疲労を改善してくれます。
お正月料理に使われることが多いゆり根ですが、年末の今の時期にこそオススメなんです!
精神的ストレスを溜めやすい受験生にも、そしてそのイライラを受ける保護者さんにもぜひ食べてほしい食材です。
ゆり根は炒め物やホイル焼きでも美味しいですが、見た目・食感が好きではない人はポテトサラダがおすすめです。
ジャガイモと一緒に茹でてマッシュして混ぜてしまうとなんの違和感も無く、混ざっていることにも気づかないくらい自然に食べられますよ。
ゆり根ポテトサラダの作り方
ゆり根はこんな感じでおがくずに包まれて売られています。
こう売られていることもありました!
おがくずに入れたまま密封して冷蔵庫にいれておくと1ヶ月位は保存できます。
おがくずの中から取り出しました。
まさに「球根」です。
小学生の頃のチューリップを思い出しますね。
ゆり根の下準備
おがくずを水で洗い流しました。
1枚ずつはがしながら、茶色い部分をピーラーで除いていきます。
1片ずつはがしたら水にさらします。
ゆり根の下準備はここまで。
ゆり根入りポテトサラダ
ポテトサラダにするのでじゃがいもの皮を剥いて茹でていきます。
じゃがいもが茹で上がる直前にゆり根も一緒に入れて茹でます。
ゆり根は1~2分で茹で上がります。
じゃがいもと共にお湯を切って、つぶします。
ここで取り分けてマッシュポテトにしても良いですね。
じゃがいももゆり根ももう分からなくなりました。
粗熱が取れたら、きゅうりやハムを入れます。
塩コショウ・マヨで味付け。
お好みでお酢や豆乳を少量入れても美味しいですよ。
見た目も食感も味も普段のポテトサラダと変わりなく、子どもたちには全く気づかれませんでした!
見慣れない食材への抵抗感で食べない子どもにはポテトサラダは良いですよ!
ゆり根のまとめ
ストレスは溜めないことが一番ですが、どうしても溜まりがちなこの季節はゆり根を食べて精神安定を保てるようにしたいですね。
反抗期の子どもや受験生はイライラをどうにもできずにモヤモヤしてしまうことが多くあります。
そんなとき親にできることは食事で改善すること、イライラを受け止めることだと思います。
イライラを受け止めるこちらも大変なので子どもにはもちろん、親も一緒に食べるとよいですよ!