ゴルゴ松本さんの命の授業
ゴルゴ松本さんが数年前から行っている「命の授業」の講演会があったので行ってきました。
ゴルゴ松本さんはTIMと言うお笑いコンビの人です。
命の授業のことは数年前からテレビでも聞いたことがあり知っていましたが、生で目の前で見る機会はなかなか無いと思い楽しみにしていました。
命の授業は漢字の意味を読み取ったり、分解しおもしろく話してくれます。
漢字で感じる講演会です。
漢字は3400~3500年前から使われています。
ゴルゴさんは漢字とは目に見えない言葉を見えるようにしたもの。
それが文字であり、漢字なんだと話されていました。
普段何気なく当たり前のように使っている漢字や言葉なのに、
「へぇ~!」「うわぁ!!」と感動し、とても興味深かったです。
元気が基本!
壇上に置かれたホワイトボードにまず書かれた漢字は【元氣】
げんきは氣の元と書きます。
氣はエネルギーと言う意味があります。
やる氣、勇氣、氣持ち。
氣が病むから病気になる。
氣を清めて強く持っていたら病さえも寄せ付けない。
「病は氣から」という言葉もあるほどです。
この辺りは中医学によく似ていると思いました。
中医学でも氣が一番大切。
氣あってこその血と水。
氣が巡らなければ血も水も巡らない。
氣はエネルギー。
同じですね。
男偏の漢字はない?!
この日の講演会は女性限定でしたので女偏のお話もしてくれました。
女偏に子と書いて【好】
なぜ女偏を使うのでしょうか。
女偏には「母」という意味があるそうです。
母と子が寄り添っている姿はとてもこのましい。
よい感じであることから【好】になったそうです。
逆な女偏に兼と書いて【嫌】
兼という漢字には両手に仕事を抱えると言う意味があるらしく、母が仕事を抱えこみ子どもを抱けないことから【嫌】になったそうです。
不思議なことに女偏の漢字は3000以上もあるのに、男偏の漢字はひとつも無いそうです。
おもしろいですよね。
女が土台となって【始】
全ては女性からはじまる。
男性から生まれた人はいないように、全てのはじまりは女性から…なんだそうです。
愛から始まる「あいうえお」
日本語は「あいうえお」から学びますよね。
「あいうえお」は母音。
なぜか母の音と書きます。
「あいうえお」
日本語のはじまりは「あい」から。
誰がどうやって決めたのかはわかりませんが素敵ですよね。
そして最後は「わをん」
『和を持って尊しとなす』
これは聖徳太子の言葉です。
和の心で話し合うことで輪になれる。
和・話・輪
「わ」が大切なんです。
会って話すから「会話」
メールやLINEが当たり前の便利な世の中になったけれど
大切なことは直接会って目と目を見て話したいですね。
わのつぎは「をん」で終わります。
音・温・恩
愛からはじまり恩で終わる。
日本語ってなんて素晴らしいんでしょう。
恩を受けたら恩返ししましょう。
恩をおくりましょう。
恩は繋がりきっとまた返ってきます。
「言葉」を大切にしよう
「ことば」はなぜ【言葉】と書くのでしょうか。
言の葉。葉っぱ。
葉っぱは太陽を浴びて光合成し、酸素を作ります。
酸素は大切ですよね。
酸素があるから生きていける。
酸素は目に見えない命です。
言葉も同じ。
言ったことは見えないけれど、大切なもの。
言葉を大切にしよう。
葉が「刃」にならないように。
ことばで人を傷つけないように。
言葉は心にある音。【意】
心にある思いの音が【意思】
自分の心にある音を見せることが【意見】
だから自分の意見は言おう。出そう。
見せなければ伝わらない。
言った言葉には「言霊」という魂が宿ります。
だからマイナスな言葉は控えましょう。
「やだ」「むり」「できない~」よりも
まずはやる!
できる人とできない人の違いは、やるかやらないか。
まずはやる。
やってみる。
自分を出す。
出したら来る【出来る!】
未来が来る!
今から今日からここからはじめること。
続けること。
続けると繋がる。
続・結・絆・縁。
細い糸を紡ぎ続けると大切なものに繋がる。
継続は力なり。
継続は未来の自分の力なり。
世の中は言葉でできている。
言葉を大切にしよう。
プラスの言葉を言おう。
口にプラスで【叶】
プラスの言葉を言っていると夢は叶う。
命の授業を受けてみて
当たり前のように使っている言葉。
それをこんな風に読み取ることが出来るなんて素敵だなと思いました。
私もこのブログで「言葉」を使います。
人を生かす「葉」にもなるし、傷つける「刃」になってしまうこともあります。
一人の発した言葉が良くも悪くも多くの人へ影響することもあります。
言葉の重み、大切さを感じながら今年もブログを綴っていきたいと思いました。
本もあります。 ぜひ読んでみてください!