春の気配を感じたら春風邪の予防を!!
こんにちは!
予防医学食養生士のsachikoです!
3月に入りポカポカ陽気の日も増えてきましたね。
そろそろ厚手のコートを脱ぎたくなってきました。
そんな春の気配を感じ始めたら、春の諸症状がザワザワし始めます。
たとえば…
くしゃみ、鼻水、鼻づまり
目眩、目のかゆみ、目のかすみ、目の充血
頭痛や高血圧、肌のかゆみ…
春の諸症状は身体の上の部分に出やすいことが特徴です。
そんな春の諸症状を予防するためのキーワードは
・解毒(デトックス)
・気を流す
・血を巡らす
まずはひとつずつ見ていきましょう!
春はデトックスの季節!
春は目覚めの季節です。
冬に溜め込んだいろんなものを体内から「出す」季節です。
解毒作用のある食材は
・山菜類
たらの芽、ふきのとう、せり、わらび、筍、などがあります。
春野菜はまさにデトックス食材!
旬ってすごいですよね。
春は理気が大切!
春は気が上へ上へと上がりがちです。
気を流し、降ろして溜まらないようにしましょう。
気を流す食材は
しそ・ミント・ハーブ系などの香りの良いもの
柚子・みかん・オレンジ・レモンなどの柑橘系
アサリ・しじみ・はまぐりなどの貝類
春は「香り」を意識してとりましょう!
(ミントたっぷりモヒート)
春は活血しましょう!
春は血圧が上がりやすくなります。
イライラしたり不安感があったり、動悸がしやすいのも春です。
(五月病は春の病です)
血を巡らせてイライラやのぼせをクールダウンすることがカギになります。
血を巡らす食材は
クレソン・青梗菜・キャベツ・ブロッコリー・菜の花などのアブラナ科。
他にせり・セロリ・ゆりね・ターメリック・サフラン・青背の魚や、小松菜・ほうれん草など緑の濃い葉野菜があります。
クレソンは彩りのための飾りだと思っていましたが、春は食べたほうが良いですね!
春メニューのポイント☆
春の色は緑
春の味は酸味
春の歯ごたえはシャキシャキ・パリパリ
少酒多茶・少寒多温を意識して作ってみてください!
先日の末っ子のお弁当です。
いつものお弁当にひと工夫で「春の薬膳弁当」になります!
春の邪を予防するメニュー!
・ささみの梅しそ巻→梅は「酸」、しそは香り
・ほうれん草の陳皮おひたし→陳皮を入れた出汁醤油のおひたし「理気」
・菜の花の豚巻き→菜の花は「活血」
・ごぼうと蓮根のきんぴら→ごぼうもれんこんもシャキシャキで歯ごたえ!
・大豆&黒豆入りひじき煮→黒豆も入れることで「温」をプラス
・ターメリック玉子焼き→ターメリックは「活血」
薬膳って難しそう。。。
大変そう。。。
美味しくなさそう。。。
そんなことはないですよ!!
いつもはささみにチーズを巻くところを梅しそにしたり、
秋冬は豚肉にえのきやしめじを巻いていましたが春は菜の花にしたり、
冬は生姜醤油だけど春は陳皮醤油にしたり。
小さくチェンジすることで春の薬膳に変わります!
身近な食材、ちょこっとした意識で薬膳はできます。
旬を大切にして、症状が出る前から予防していく。
手軽に、美味しく、健康に、食事を楽しみたいですね!