私は筋肉が好きです
パーソナルフードトレーナーのsachikoです。
今はパーソナルトレーナーとして身体を鍛える人のお手伝いをしていますが、私はそもそも筋トレよりも筋肉好きから始まりました。
筋肉が好き→筋肉を鍛える人と話したい→筋肉の知識をつけたい→実際自分も筋トレを始める→筋トレにはまる→パーソナルトレーナーになる、で現在に至ります。
私の筋肉好きは思えば中学生の頃からだったと思います。
1992年のバルセロナオリンピック。
体操選手の美しい二の腕、水泳選手の見事な逆三角形の背中、競輪選手の太い脚。
オリンピックに出場していた一流スポーツ選手の身体の美しさに見惚れました。
筋肉フェチ女子高生
高校生のころは完全な「筋肉フェチ」。
周りの女子高生はセブンティーンやJUNONを読んで可愛い洋服や憧れのアイドルにキャーキャー言う中、私は「月間ボディビルディング」や「アイアンマン」を購読。
身体の鍛え方、そして鍛え上げられた肉体美を見てキャーキャー言ってましたw
ボディビルはトータル評価
ボディビルは筋肉美を競う競技です。
筋肉の大きさやカット(輪郭)、全体のバランスやコンディションやポージングなどトータルで評価されます。
隆々とした筋肉。
昇り龍のように浮き出た血管。
人間離れしたその肉体に究極の美しさを感じます。
筋肉は一日にしてつかず
もちろん大会に照準を定め作り上げられてきた筋肉は美しいのですが、私はその過程に魅力を感じます。
筋肉は1日では付きません。
毎日毎日厳しいトレーニングをして自分を追い込み、限界を超え続け作り上げた身体。
大会に向けて食事を調整し、筋肉を残しつつ体脂肪を落とすその難しさ。
絞るにつれ精悍さを増していく顔つき。
絞り上げ細かな筋肉まで浮かび出る。
ボディ=身体
ビルディング=造る
身体を造る。
まさにそれは彫刻のような美しさです。
粘土細工のように重ねて重ねて重厚さを増していき、
そして少しずつ削ぎ落とし、より美しく磨き上げてゆく。
その過程は想像を絶する過酷な戦いです。
生半可な気持ちではあの筋肉にはなれません。
どれほどの努力をされたんだろう。
どれほど厳しい日々を越えてきたのだろう。
本当に凄い世界です。
最大の魅力はフリーポーズ
そしてボディビルの魅力は大会にあると思います。
写真で見る筋肉の美しさはもちろん素晴らしいですが、大会のフリーポーズ。これが魅力なんです!
規定のポーズで競うおもしろさもありますが、それぞれが好きな音楽で自由なポーズで自信の肉体の魅力を表現するフリーポーズはボディビルならではの最高の魅力だと思います!
選曲も大切だしどう魅せるかもとても重要で、緩急のつけ方や間のとり方など、その60秒の世界に惹き込まれます。
上手な方は本当に短編映画の世界のようです。
たった60秒。
その60秒で己の魅力を最大に活かすためのポーズを盛り込む。
盛り込みすぎてもいけない。
これがおもしろいんです。
最近では30歳以下の人のみが出場できるカテゴリーができました。
筋肉を育てるには時間がかかります。
どうしても時間をかけて作ってきた40代50代の人が有利になる。
そこでできた30歳以下枠。
このカテゴリーのフリーポーズは若い人ならではポージングセンスで新しさがありました。
今までにない魅せ方。
ダンス要素もありイマドキ風でおもしろかったです。
ボディビルの魅力
ボディビルは究極の肉体美を競う大会です。
極限まで鍛え上げられたその身体は惚れ惚れします。
人の腕はこんなに太くなれるの?
背中ってこんなに細かく筋肉があるの?
どうしたらこんなところに筋肉がつくの?
血管も鍛えられるの?
ボディビルを見ていたらそんな疑問がわいてきます。
私は筋肉が好きです。
その筋肉をつけるため身体を鍛える人が好きです。
身体を鍛える人は、自分に厳しい人。
甘えを許さずストイックに自分を追い込める人。
目標を設定し、そこに向かう強さがある人。
自己管理ができて芯のしっかりした人。
目をそらさず自分と向き合うことはそう簡単なことではないです。
限界を超え、さらにその上を目指す強さは本当に尊敬します。
一度ボディビルの大会を観てください。
きっと魅了されちゃいますよ!