介護職員になりたいのなら?
介護系のお仕事に就くにはまずはお勉強を・・・ということで「介護職員初任者研修」を受けてきました。
初任者研修とは介護の仕事をする上で最低限持っておきたい資格です。
講義と実習を130時間受け、最後に試験に合格すると修了証がもらえます。
昔でいう「ホームヘルパー2級」に当たりますが、修了試験があるところが大きく異なります。
資格を取るなら未来ケア
介護資格取得専門学校の未来ケアカレッジで初任者研修を取得するにはいろんなコースがあります。
・平日週1回コース(週1回で17週)
・土日コース(土日どちらか17週)
・短期コース(平日週2回で9週間)
・最短コース(火水木金で4週間)
未来ケアカレッジは日本全国にかなりたくさんあります。
私の住む大阪だけでも14教室!!
(梅田・天王寺・布施・大阪狭山・堺東・なんば・京橋・枚方・吹田千里丘・岸和田・新大阪・八尾・和泉府中・高槻)
関西地域はほかにももっとあります!
(京都・三宮・尼崎・草津・西宮・奈良・姫路・上桂・明石)
詳しくはホームページをどうぞ☆
→介護の資格取得なら未来ケアカレッジ | 資格取得の専門スクール
未来ケアカレッジ梅田校で受けてきました
私は一番短期間で資格が取れる最短コースを受けてきました。
パソコンから申し込んだら数日後、初日のオリエンテーションの時間や持ち物など説明が入った封筒が届きました。
オリエンテーションの日は午後からですが、翌日からは朝9時半から17時半までみっちり研修が始まります。
私のクラスは下は17歳高校3年生から、上は73歳のおじいちゃんまでその差56歳!!
男女比は20人中、女性4人・男性16人。
イメージ的に女性が多いと思っていたので驚きました!
でもやっぱりこんなクラスは珍しいそうで、多くのクラスは男女半々か少し女性率が多いそうです。
就職先の内定が決まった高校生や大学生もいれば、転職組の30代もいる。
福祉系事業を起こそうとしている40代や、親の介護の心配が出てきた50代、定年後もうひと仕事したくて来られた60代に、介護される前にする側の立場を知りたいと70代のかたもいらっしゃいました。
ほんとみんなバラバラな人たちが同じ資格を求め同じ場所で学ぶことになった。
不思議な縁を感じます。
はじめは緊張もありよそよそしく、まぁ1カ月だけだし表面上挨拶する程度の付き合いでいんじゃない?・・・なんて感じでした。
それが毎日朝から夕方まで一緒にいるとどんどん打ち解けてきて、仲良くなり一体感のようなものが生まれてくるんですね。
学校っておもしろい。
今のクラス、下は18歳から上は73歳までいて、20人中女性は4人だけ。でも毎日一緒に過ごしてると年齢なんて関係なくなってくるもんだね。同じ資格を目指す仲間たちばかりだから話も合うし、毎日が楽しい!
— sachiko@パーソナルフードトレーナー (@sasyrrs) 2019年11月29日
クラスの中でムードメーカー役や、まとめ役、癒やしキャラなど個性も出てきてほんと毎日がどんどん楽しくなりました!
前半は座学ばかりの毎日
授業は前半2週間は介護・福祉・医療についての法律や制度の説明などを細かく座学で学びます。
もう頭パンパンになります。
その合間にレポートもあります。
4択のマークシート式で教科書の中から正解を導く問題と、記述で説明するものもありました。
期日が決まっているのでその日までに提出できるようコツコツと仕上げます。
一日中座って勉強している中での唯一の楽しみはお昼ごはん。
最初は弁当を作っていき、昼休みも教室で食べていたのですが3日目くらいからはクラスの子と外に食べに出るように。
それが楽しくて♫
梅田なので食べるお店はいっぱいあります!
しかもちょうど泉の広場のがリニューアルしたので、新しいお店を求めて毎日食べ歩いちゃってました!
泉の広場にできた豚汁専門店♪ pic.twitter.com/bBhzmFykLx
— sachiko@パーソナルフードトレーナー (@sasyrrs) 2019年12月13日
先生は毎日変わります。
この先生の授業はおもしろい。今日の先生の話し方はかなり眠たい。。。
今日の先生は厳しい!絶対寝れないっ!
などいろんな先生がいました。
研修後半は実習!
実習が始まると「動きやすい服装」が必要になります。
スカートで介護はできないですもんね。
ネイルNG・ピアスやネックレスなどのアクセサリー類すべて禁止・フードなしの服・しゃがみやすいズボンなどいろいろ指定があります。
実習では実際にペアを組んでベッドから車椅子への移乗の方法を練習したり、
半身麻痺設定で更衣の練習をしたり、片麻痺設定で半日過ごしてみたり。
おむつも実際つけてみたり、他人に歯を磨いてもらったり、お風呂の介助方法を学んだり。
目の見えない人の体験では実際にアイマスクをしてお弁当を食べてみたり、ガイド役と組んで外へ歩きにも行きました。
車椅子で扇町公園までお散歩にも行きました。
子どもを3人育ててきたので更衣の仕方で「迎え手」をするなどはわかっても、それが右半身の動かない人ならどちらの手から先に通せばいいのだろう?など、実際体験しなきゃわからないことはたくさん!
おむつも子どもならつけてて当たり前だし恥ずかしさもないけれど、
高齢者の人だと羞恥心もあるし他人に替えられる恥ずかしさや気持ちにどう寄り添い、配慮するかなどとても勉強になりました。
最後の日は高齢者施設のレクリエーションタイムの設定で実際に新聞紙を使って何ができるかを考え、作り、体験する授業でした。
この頃にはクラスはかなり仲良くなっていて、男性も女性も関係なく年齢の差も関係なくみんなが本当にまとまっていました。
1ヶ月の短期の学校が楽しくてしかたない!
— sachiko@パーソナルフードトレーナー (@sasyrrs) 2019年12月15日
和んできてみんな仲良くなれてきたのに今週末が試験で卒業。
寂しくなるくらい素敵な仲間に出会えたことが嬉しい。
最後の1週間大切に過ごそ。
ずっと付き合える仲間と出会えた!
最終日に試験がありました。
100点満点中60点以上で合格。
4択のマークシート式で15問。9問正解したら合格。
15問しかないのに試験時間は1時間!
感想としては、簡単な問題と難しくひねられている問題がありました。
一般常識でわかる問題と、ちゃんと教科書読んで勉強していないとひっかかる問題。
結果は翌日の午前中にお呼び出しの電話がなければ合格。
不合格者は翌日以降に再試験だそうです。
私は電話なし!良かったです♫
未来ケアカレッジで資格取得してきた感想
一言で言うのなら「めっちゃ良かった」です。
私はクラスに恵まれていました。
いろんな教室でたくさんのクラスを見てきた先生にも「このクラスはおもろいなぁ!」と言われるくらい、アットホームで楽しいクラスだったんです。
なんの仕事をするのにも感じていたのは『コミュニケーションの大切さ』です。
これはトレーナーをしていたときもアパレル販売員をしていたときにも感じていました。
そして介護の仕事にもとても大切なことです。
人と人の関係。
資格をとって知識を得て、実習で技術を習得しても、コミュニケーションが取れない人には介護してほしいとは思えないですもんね。
『心』が大事。
それをこのクラスの人たちが自然と教えてくれたように思います。
はじめは私もどうせ一ヶ月だけの付き合いの人たちだし、資格だけ取れたらそれでいいや~なんて思っていました。
ここでの人付き合いでしんどくなりたくないし、関わらなければ傷つくこともない。
前の職場でのトラウマもあり、深入りするつもりは全く無かったんです。
それが毎日通うことが楽しくなるなんて。
毎日一緒にランチに出かけ、最終日にはほぼ全員参加の打ち上げをして、一生付き合っていこうぜ!なんて熱い約束を交わしたりするなんて思ってもなかった。
縁ってほんと不思議だなって思います。
ここで学べてよかった。
私はそう思います。
ここに通うきっかけを作ってくれた、新しい職場のひとに感謝です。
ここを紹介してくれてありがとう!