沖縄離島へ行ってきたので旅の記録です。
※完全自己満日記です。
初日の記事はこちら。
石垣島から鳩間島へ
マスクをした具志堅さん像のある八重山離島の玄関口、石垣島離島ターミナル。
ここから鳩間島へ渡ります。
いつもはもう少し本数があるそうなのですが、コロナの影響で私が行ったとき(2020年7月)は1日2便のみでした。
出発前に美味しいから絶対食べて!と教えてもらった七人本舗のマリヤソフト。
作った瞬間から溶け出すw
これはターミナルの外で食べるのが正解やわ。
確かに甘さ控えめで濃厚なのに後味はしつこくない。
美味しいソフトでした!
さぁ、石垣島から鳩間島へ!!
フェリーは途中西表島の上原によって鳩間島へ行きました。
1時間くらいだったかな?
瑠璃の島、鳩間島
鳩間島に到着!!
鳩間島は人口50人弱の小さな小さな島です。
島の周囲は4キロほどで歩いて一周しても1時間ほどでまわれちゃいます。
今回の話をいただいてから、鳩間島を舞台にした『瑠璃の島』を全部観ました。
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2005年に成海璃子さんが主演、「子乞い」が原作のドラマです。
これを観ていたので鳩間島の想像はできていました。
が、
想像以上でしたっっ!!
「おーりたぼーり」は『いらっしゃいませ~』の意。
ここが今日泊まる、宿屋あだなし
雰囲気あるよね。
あだなしまでは軽トラの荷台に乗せて連れてきてもらいました。
これも貴重な体験W
このあとも何度も感じることになるんだけど、今まで感じていた私の「普通」なんて何も通じない。
なにが普通でなにが普通じゃないのかなんて、もうわからなくなります。
部屋にはクーラーのみあります。
風呂なし。シャワー・トイレ共同。
冷蔵庫も共同。
テレビなし。
驚くことに部屋に鍵もなし!
コンセントはあります。
まずは腹ごしらえ~ってことで、くしけぇ屋さんへ。
色んな料理があって迷う~♫
けどやっぱりお肉♡
石垣産美崎牛の牛丼をいただきました。
鳩間島散策
お腹もいっぱいになったので鳩間島を散策。
素朴な珊瑚石の石塀が続く道をのんびり歩く。
アダンの木。
島にはいっぱいなってた。
パイナップルみたいな甘い香りがするけれど、葉っぱはチクチクで痛い。
くしけぇ家
築100年以上の古民家。
縁側ではいつも誰かが呑んでいてとても気持ちよさそう。
シーサーに赤瓦。
沖縄って感じ!
ぽっぽ村
さきほどの宿屋あだなしの食堂になるらしいです。
高台にあるのでこの景色!!
海も空も感じられる。
そのへんで拾ってきたのを置いただけ~と言っていたけど
それだけでオシャレ♫
ほんと好き♡
ここにはかわいいヤギちゃんもいます。
真っ白だからトーフって名前なんやって♫
名前を呼ぶとこっち向くのめっちゃかわいい。
次行っても会えるかなぁ?
そろそろ食べごろって言ってたからなぁ。。。
こっちの人にはそれが自然なことなんですよね。
ここでも撮ってるところを撮られてた。
民宿瑠璃
私が鳩間に来る前日に瑠璃のおじいが亡くなったそう。
瑠璃は閉まっていました。
さらにお散歩。
なんだかおもしろいの発見。
浮きを使ったアート作品。
島の人がつくりはったのかなぁ?
すごくセンスありますよね。
鳩と灯台で鳩間島の文字。
島で唯一の郵便局。
島の小学校は中学校と一緒になってる。
グラウンドが芝生でひろーい。
子どもの数は小中学校合わせても、一桁だって言うてたかな?
海を見渡せる学校。
いいなぁ。
でも勉強なんてしたくなくなっちゃうかもね。
ただの道が絵になる。
鳩間島の公民館。
その前には広場とステージ。
ここ瑠璃の島でお祭りしてたこところだぁ!!
ここには町民憲章と言って守らなきゃいけない決まりがある。
ヘリポート。
この島には病院はないので急患はヘリで運ばれます。
ちなみに警察も交番もありません。
広場と海の間は遊歩道になっていて、ここのお散歩は最高に気持ちいい。
でも一本入ると舗装もされてない道になる。
ほ~んとなにもない。
誰もいない。
(暑いから島の人は出歩いてない)
ぶらぶら~っと歩いて
振り返るとこの景色よ。
なんにもないが最高にいい。
ちょっと進むとさらに何もなくなる。
ガサガサって音がしたら、だいたいヤギがいる。
青鳩にも会えた。
龍笛みたいなサイレンみたいな鳴き方をする緑色のハト。
出会えるとラッキーなんやって♫
当たり前に咲くハイビスカス。
大阪じゃ咲いてないんだよ。
凄い濃い緑の香り。
もう見たこともない不思議な生き物や植物がいっぱい。
なんか探検みたい。
ワクワクする。
こんなとこ大好き。
国の天然記念物のオカヤドカリがそこらじゅうにいる。
鬱蒼とし木々を通り抜けると灯台がありました。
島の真ん中らへんにある灯台。
青と白のコントラストが美しい。
岩や崖を見ると端っこで立ちたくなる人w
「普通の女の子ならそんなことしないで?」ってこの旅で何度言われただろう。。。
終いにはもう女子扱いもされなくなる。
さらに行くと海が広がります。
誰が作ったのか流木モニュメントもあった。
大きな貝が岩と一体化してる。
何年かかったらこうなるんだろう。
ここは「御嶽」と呼ばれ、観光客は入っちゃいけないところ。
階段じゃなくて大きな岩を削って作られている。
その段を覆う苔。
厳かな気持ちになる。
夕暮れ時のビーチ。
日が沈むまでただただ眺めてた。
こんな素敵なスポットにも人はいないの。
完全プライベートビーチ。
ありえないよね。
さぁ鳩間の夜の始まり。
泡盛で乾杯。
もう何杯目?
たまたまこの日この島に訪れていた人や、島の人、学校の先生やみんながワイワイとゆんたく(おしゃべり)する。
隣り合ったらもう仲間~みたいな。
住んでいるところも年齢も性別すら超えて仲良くなる。
そんなゆる~い感じがたまらなく愉しい。
2日目の最後はヤシガニ捕り。
街灯なんてものはないので非常用懐中電灯持って真っ暗闇をお散歩。
宿から5分ほど歩いたところにヤシガニがワサワサと!!
四方八方をヤシガニに囲まれるとちょっと怖い。
ヤシガニは甲羅が拳より小さいものや、卵を持ってるメスは捕まえちゃいけません。
この色、凄いよね。
大きな大きなヤシガニさんGET!
明日の晩御飯になるそうです♡
離島巡り旅2日目まとめ
石垣島から鳩間島へ。
鳩間島は初めは衝撃がいっぱいでした。
だってそこらじゅうにヤギの糞は転がってるし、野良ヤギいるし。
セミがめちゃくちゃ多くて歩いてたら突っ込んでいくる。
フナムシなのかゴキブリなのかわからないのもワラワラいる。
部屋の中には当たり前にヤモリがいて、それも1匹じゃなくて5匹はいる。
そしてヤモリは鳴くことを知った!
蜘蛛の大きさに驚いたのも初めだけ。
小さいのしか知らないから大きいとびっくりしたけど、大きいのがその辺にいるとそれも普通になるみたい。
人間の「慣れ」ってのは本当に凄い。
部屋の鍵がないことも初めは不安だったけど、そんなことは問題ない。
すべて共同共有で過ごすからプライバシーを気にしなくなる。
自分の適応能力の高さにも驚くw
私、どこでも生きていけるのかも。
電波はかなり弱い。
朝子どもたちに送ったLINEが昼過ぎに届いたと言われ、大阪と鳩間は遠いからね~と隣の人に送ったらそれも届いたの30分後だったw
島の売店はぽっぽ村の1件だけ。
薬もないしタバコもない。
お土産物屋すらない島。
海水浴場と言っても海の家なんてものはないし、シャワー場もない。
この島にはな~んにもない。
心をからっぽにして、ただ青い空と瑠璃色の海を眺め
風を感じ、アオバトのさえずりを聴く。
そんなひとときが最高に贅沢。
本当の豊かさってなんなんだろうね。
幸せってなんやろうね。
3日目に続く。