人生楽しんだもん勝ち♫

キャラ弁・スイーツ・和柄雑貨作りに、ボディメイクも加わりました。、、、気ままな幸せTime♡

料理人の旦那さんだと苦労するけど、料理人のパパはかっこいい☆

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昨日は父の日でしたね。

今日は私の父ではなく子供たちの父親、そううちの旦那さんの話をチラリとしようかな。
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旦那さんは料理人です。
コックさんってやつです。
創作フレンチを作ってはります。
 
誰かに旦那さんの仕事を聞かれ、話をすると決まって
「いいなぁ!」
「料理人ができる旦那さんなんて〜」
と言われます。
 
きっと料理人の旦那さんを持つ奥さんしか分かってはくれませんが、料理人こそ家では料理はしませんよ!
 
いやいや。
ほんまに。
 
そもそも私、料理をする男性とは結婚したくなかったんです。
 
古臭い考えかもしれませんが、「台所は女の聖域」と思っているところがあり、家族のための食事を作るのは自分でありたいし、栄養管理をしたり、地産地消を教えたりしたいのです。
なので男性はキッチンには入って来てほしくない。
自分の聖域を守りたいのです。
(ほんとはね。)
 
でも何故か料理人と結婚をしてしまった…
 
料理人がなぜ家では全く作らないか。
だってそれは「仕事」じゃないから、
 
毎日毎日仕事で何百人分もの料理を作り続けているので、家でくらいは誰かに「作ってもらった料理」が食べたいそうです。
 
それでも何度かは作ってくれたこともあったなぁ…
 でもね、
 
⚫︎まずその狭さに苛立つ。
だってマンションの台所やもん。
 
⚫︎火力が弱いことに苛立つ。
だってここは家庭の台所。厨房じゃないのよ。
 
⚫︎調味料の少なさに苛立つ。
家庭料理はこれでまかなえてるのよ。
凝ったスパイスなんてそう使わないもん。
 
⚫︎お皿にこだわる。
そりゃフレンチと言えば大きなお皿にチョコンと真ん中にだけ料理乗って、周りにソースが模様みたいになってるけど、そんな小洒落たお皿なんてないよ。
 
⚫︎なんかわからん葉っぱ買いたがる。
飾り付けるための、食べれるんかどうかもよくわからない葉っぱ。
正直そんなんいらんねん…
 
⚫︎量を間違える。
いつも何十人、何百人分もの料理を作っているからやろね。
「家族5人分だけ」を作れない・・・Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
そして大量に余る…
 
⚫︎残った食材に困る(私が)
気まぐれで作ってくれたのはいいのよ。
美味しいし有難い。
でもね、よくわからないハーブ系の葉っぱや、鴨だとか子羊だとかの肉を残されてもどう調理したら良いのかわからないのよ。
ほんと困るの。
 
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ねっ?
料理人がなぜ家で料理をしたがらないか分かってもらえるかな?
 
それでもね、たまーに作るだけで子供たちにはめちゃくちゃ大人気!
尊敬されるパパになれるのです。
 
だって、お店みたいな料理が家で出されるんやもん。
普段の私が作るものとは大違い。
オシャレで繊細な「プロの料理」
そりゃ敵うわけないわぁ。
 
パパ美味しい〜♬
パパすご〜い!
パパかっこいい〜❤︎
 
そんな黄色い声に、母ちゃんは軽い嫉妬を感じてしまうのです。
私の聖域…(⌒-⌒; )
 
もちろん旦那さんが料理人で良かったこともたくさんありますよ!
 
一番は料理の腕がイヤでも上がる。(私の)
だって毎日毎日作る相手は料理人。
美味しいかどうかの評価もされるわけですよ。
いや、本人はしてるつもりないのかもしれませんが、顔や態度でわかります。
 
今日は箸の進みが良くないなぁと思っていると
「これ、こうしたらもっといいよ」
と、ポロリと一言。
その一言を聞き逃さず次回に生かすと、その料理は前回よりも美味しくなれる。
 
使ったことのない食材を教えてもらったり、普段とは違う調理法を教えてもらったり。
普段毎日晩御飯を考え、作っていてもそうそうレパートリーは増えにくいですが、うちの場合は旦那さんに聞くだけで「そんな調理法もあるんだぁ!よし今夜はそれにしよう!」と新しいメニューが増えます。
 
旦那さんは、フレンチはいくらでも作れるけど、毎日の晩御飯、家庭料理を作るほうが難しいと言います。
そして、仕事でくたくたになっても帰ってからの晩御飯を楽しみにまっすぐ帰ってきてくれます。

食べてくれる人がいる喜び。
誰かの為に料理をすることはとても楽しい。
食べることは生きること。
美味しく楽しく、人を笑顔に健康に出来るお料理を修行中!

☆写真は子供たちから旦那さんへ父の日のプレゼント
ビールのジョッキに見立てた大きなケーキ♬

 
 
 

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