みなさんはこの問題が出たらどう解きますか?
まぁ、計算と言うほどでもないので、暗算でパパッとできてしまう人が多いでしょう。
私が子供の頃は筆算で計算していました。
こんな感じですね。
3÷3=1
6÷3=2
一の位と十の位で答えは12となります。
でも、さっき末っ子さんの計算方法を見て驚きました。
まずは36をふたつに分けるのです。
そして÷3なので、どちらも3で割ります。
30÷3=10
6÷3=2
これを足して答えは12と導きます。
難しくないですか?
まずふたつに分けるのに迷う。
そして、それぞれの計算でも間違える可能性がある。
さらに足し算で間違えることも考えられる。
なんだか間違え要素が多くて3年生には余計難しそうな気がします。
案の定、末っ子さんはこの問題で悩んでいました。
教科書にある正しい分け方はこうです。
でも、末っ子さんはこう分けたり
こう分けたり。
3つに分けてごらん?と言うと、こう分けていました。
これも割れない。
÷3なのだから3の倍数で割り切れるように分けるんだよ。と言ってもまだ倍数が分からない。
かけ算の3の段だよ。と言っても九九では3の段は
3×9=27(さんくにじゅうしち)
で終わるんですよね。
3×10=30は3の段の九九には出てこない。
難しい。
どう教えたら良いのでしょうか。
筆算は後々習うようですが、まだまだ教科書の後ろのほう。
筆算使わずして、このやり方で割り算を覚えるようです。
勉強内容って時代と共に変わることは知っていたけれど、今のやり方は難しいなぁ。
5歳年上の長女に聞くと、もう93÷3=31が見ただけで計算できるようになってしまっているので、どう答えを導き出したか理屈で説明するのは分からないと言われました。
そうやんね。
私もそうやもん。
分かるようになってしまうと、分からないことを前提で教えることって難しい。