映画「うまれる」を観てきました。
私は、親との関係に悩んでいた時がありました。
私が子供たちにキャラ弁を作りたいのは私が母にお弁当を作ってもらったことがないから。
私が子供たちにお菓子を作るのは私が母に手作りのおやつなんて作ってもらったことがなく友達のお母さんが羨ましかったから。
私は可愛がってもらえなかった。
私はなんで産まれてきたのだろう。
そう思っていた時がありました。
そして、私は私の子育ての仕方も悩んできました。
きっと誰もがそうなんだろうけど、
私は子供たちをちゃんと愛せているだろうか。
独りよがりの押し付けの愛になっていないだろうか…
「子供の為」って言いながら自分のエゴになってないか。
親との関係。
子供との関係。
悩んで迷って考えて・・・
でもこの映画を観て、「それでいいんだ」ってなんか思えた。
親に愛されてなかった。
本当にそうかな?
24時間本能のまま生きる子供を育てることは愛がないとできないこと。
私も実際子供を育てて、わかった。
愛されてなかったわけじゃない。
愛の伝え方がほかの人とは少し違うかっただけなんだよね。
今ならわかるよ。
ありがとう。
子育てに正解なんてない。
みんなそれぞれ個性があるんだもん。
誰かの答えが、うちの子の正解になるわけではない。
不安も心配も当たり前だよね。
だって妊娠も出産も子育ても初めてなんだもん。
わからなくて当たり前。
だから一緒に育っていけばいいんだよね。
悩んで迷って考える時間は、無駄なことじゃない。
そうやって成長していくんだよね。
あなたもわたしも。
頼りなくて情けなくてすぐに悩んでばかりのお母さんだけど、、、。
「わたしがあなたをえらびました」
この本のせんせいも映画に出てました。
親が子供を選ぶのではない。
子供が選び、産まれてくるのだと。
そうなんだね。
子供たちが私を選び、私のもとに生まれてきてくれた。
そして、私が選び、この親の元に生まれたんだね。
そう思うと、なんだか
「これでいいんだ」
ってすっと胸の奥のもやもやが晴れた気がした。
妊娠も出産も本当に奇跡。
奇跡の積み重ねで「今」がある。
産んでくれてありがとう
産まれてきてくれてありがとう
人は一人で生まれるのではない。
いろんな人に支えられ、たくさんの人とのつながりがあり、生まれ、生きているのだとこの映画を観てさらに強く感じました。
すべてに感謝です。
何気なく当たり前に過ごしている毎日に感謝し、前向きに優しく、子供とともにこれからも成長していきたいと思います。