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こちらの記事を拝見しました。
「腸の吸収が悪くて貧血になる人もいる。」
と、言われたそうです。
そうなんです!!
みなさん、健康のため!って栄養のあるお野菜を食べたり、サプリメントを飲んだりしていますよね?
でも、腸が元気ないとその栄養を吸収してくれません!
そのことをご存知ない人って結構多いんですよね。
元ヤクルトレディで毎日毎日腸のことばかり考えていた私が簡単に説明させていただきますね☆
「腸」と言ってもいろいろあるのですが、今回は「小腸」について
腸の中でも「小腸」は主に消化と吸収の働きをしています。
口から入った食べ物は食道を通り、胃でドロドロ状に消化され、小腸にきます。
そして胆汁や膵液でさらに消化されて、この小腸で栄養分が吸収されます。
栄養分がなくなったあと、大腸で水分が吸収され便となります。
これが朝昼晩3回の食事のたびに繰り返されています。
この小腸を通り抜けるなんてあっという間だと思うでしょう?
小腸って一般的にまとめて言われますが「十二指腸・空腸・回腸」の3つからできてます。
そしてその長さは平均6メートルもあるんです!
あなたの身体の中にも6メートル分入っているはずですよ(*^_^*)
この6メートルの小腸をよく見ると、突起状のひだになっています。
これは栄養を効率的に取り込むためには表面積が広いほうがより多く取り込めるからです。
平面状に広げるとおよそテニスコート1面分とも言われているんですよ!
私たちの身体の中にテニスコートが入っているなんて想像もつかないですよね。
栄養を摂るためにしっかりと考えられた造りになっているんです。
でも、せっかくのこの大きさの腸も元気がないとちゃんと働いてくれません!
いくら栄養たっぷりの野菜が流れてきても、鉄分や、ビタミンやグルコサミンやらのサプリを飲んでも疲れた腸は動いてくれず、栄養素は素通りで大腸へと流されていってしまうのです。
困りますよね?
あれやこれやと健康のためにせっせと摂っても、それはただ便になっているだけなんてもったいないですよね。
だから、まずは「腸を元気にしよう!!」ってことなんです。
腸を元気にするためには、きらっとライフ (id:kiratto-life) さんのように漬物や味噌などの発酵食品を摂ること、乳製品・乳酸菌を摂ること、そして適度な運動が大切です。
ちなみに・・・
乳酸菌とビフィズス菌は働く場所が違うんです。
乳酸菌は小腸、ビフィズス菌は大腸で働きます。
なので、小腸にはいわゆる「ヤクルト」(乳酸菌シロタ株)
大腸にはビフィズス菌の「ミルミル」(Bブレーベヤクルト株)
飲み分けると良いですよ。