「雅楽」とは
中国・朝鮮半島を経て日本で花開いた伝統的な音楽のひとつ。
世界最古のオーケストラと言われる。
友人に神主さんをしている人がいます。
親子で仲良くてしていただいており、毎年何度も彼がご奉仕している神社へ参りに行きます。
そんな彼は現役の神職・巫女・伶人で結成した「天地雅楽(てんちがらく)」と言う雅楽ユニットを組んでいます。
雅楽の楽器を中心に、西洋楽器や民族楽器も組み合わせなんとも優雅で美しい音楽の世界を創りだしています。
天地雅楽 オフィシャルサイト[tenchigaraku.com]ホーム
篳篥や笙・竜笛などの雅楽器に、シンセサイザーやフルートやドラムなどが合わさり、自由で不思議で未来を感じるメロディ。
でもどこか懐かしく温かくなるような音楽。
これはやっぱり「日本の心」があるからなのかなぁ?
雅楽器って名前を聞いてもわからない。
でも、日本人ならきっと一度は耳にしたことのある音だと思う。
神社で奏でられているあの懐かしい音。
笙(しょう)
竜笛(りゅうてき)
篳篥(ひちりき)
この三つで三管と呼ばれているそうです。
三管とは
この3つの管楽器をあわせて「三管」と呼ぶ。
合奏することで、宇宙を創ることができると考えられていた。
合奏時の主な役割は、主旋律を篳篥が担当する。篳篥は音程が不安定な楽器で、同じ指のポジションで長2度くらいの差は唇の締め方で変わる。演奏者は、本来の音程より少し下から探るように演奏を始めるため、その独特な雰囲気が醸しだされる。
龍笛は篳篥が出ない音をカバーしたりして、旋律をより豊かにする。
笙は独特の神々しい音色で楽曲を引き締める役割もあるが、篳篥や龍笛の演奏者にとっては、息継ぎのタイミングを示したり、テンポを決めたりといった役割もある。笙は日本の音楽の中ではめずらしく和声(ハーモニー)を醸成する楽器である。基本的には6つの音(左手の親指、人差し指、中指、薬指と右手の親指と人差し指を使用)から構成され、4度と5度音程を組み合わせた20世紀以降の西欧音楽に使用されるような複雑なものであるが、調律法が平均律ではないので不協和音というより、むしろ澄んだ音色に聞こえる。
天から差し込む光と、天と地を駆け巡る龍・それに大地にこだまする人々の声を表し宇宙を創っているなんて素敵!!
神社でよく聞くあの音を出す楽器にそんな深い意味があるなんて知らなかったぁ!
そんな歴史ある楽器を演奏する「天地雅楽」のLIVEが先日大坂城天守閣前でありました。
今から400年前。
慶長20年大坂城やその近隣地域は戦乱に巻き込まれていた。
まさに戦の真っ只中!
歴史や伝統文化に触れてもらいたい、歴史の舞台としての大阪城を堪能してほしいと開催されているのが「大坂夏の陣」
大坂城をバックに演奏される音は、遊びに来ていた多くの人を魅了し、足を止めていました。
私気軽に友達として「かずやく~ん」って仲良くしてもらってたけど、こうやって記事にするために調べれば調べるほどすごい人やん!
大坂城LIVEの前日にはテレビに出てはりました。
テレビ朝日の「ぶっちゃけ寺」
お坊さんVS神主さん特集の時には毎回出てはります。
ほかにもフランスで毎年開催されているJapan Expoで坂本龍一さんと共演していたり、
「手数王」と呼ばれていた菅沼孝三さんと一緒にドラムコンテストを開催したりと大活躍!
いやぁ。
親子共々良くしていただいて本当に光栄です!
これからも応援してます!
がんばってくださ~い!!
(すごい人って知って突然の敬語w)
CDも販売されてます。
天地雅楽リーダーであり、作曲・編曲・プロデュースを担当の久次米一弥(くじめかずや)さんは普段ここの神社にいてはります。