スマホが盗難に遭い、バタバタで思うようにブログが書けなかったり、皆さんのブログにも読みに行けない状態が続いてしまっているsachikoです(>_<)
注意!あなたのスマホも狙われているかもしれません! - 人生楽しんだもん勝ち♫
早く落ち着きたいです(T_T)
小学校生活最後の参観日
昨日は息子の小学校生活最後の参観日でした。
6年間通ってきた小学校ともあと1ヶ月で卒業。
何をするにも「小学校生活最後の・・・」がついて、別れが目前に迫ってきているのを実感しなんだか寂しくなります。
そんな今日の参観日。
息子の何をするのか尋ねても教えてくれません。
国語かなぁ?社会かなぁ?なんやろ?
とぼけているのか本当に先生の話を聞いていないのかわからないところがあります。
基本的に参観や懇談には全部参加したいので昨日も休みを取って行ってきました。
教室に入ると黒板に張り出された順番表。
何の順番なんだろう?
机は全部廊下に出され、子どもは黒板前に並び椅子に座っています。
保護者は後ろに並んで立ちます。
5限目のチャイムが鳴り、順番表の一番の子が椅子から立ち上がり黒板前に向かい合うように立ち、こちらをみています。
手には封筒。
そこから紙を取り出し、大きくひとつ深呼吸をして読み始めました。
「おかあさんへ」
ん??
なんの授業だ??
きっと保護者はみんなそう思ったことでしょう。
「今まで12年間育ててくれてありがとう・・・」
読み始めた内容は『親への感謝の手紙』でした。
「僕がここまで大きくなれたのはお母さんのおかげです」
ゆっくり丁寧に、時にお母さんのほうをちらりと見ながら読んでいきます。
その子は野球を習っているらしく、試合の時の送迎への感謝やお茶当番の感謝、お弁当への感謝が綴られていました。
こんなん聞いてなかったよ~。
これはあかんよ~。
我が子の番じゃないのに、我が子はまだまだなのに早くも号泣~(T_T)
だってね、子どもが一生懸命書いて、一生懸命読むの。
産まれて12年間のこと、小学校生活の思い出や、家族の思い出について。
その子とお母さんにしかわからない内容もあった。
その子からお母さんにはちゃんと伝わっているんだろうな。
お母さんも目を潤ませていた。
あ~。
あかんわぁ。
こんなんめっちゃ弱いねん。
これはわかって内緒にしていたんやな。
先生に口止されたんか。
と息子を見ると、なんと息子も号泣!!(T_T)
感受性が強い子やから、他の子の発表でも感情移入してしまっているのか?
隣の子もびっくりしてるやん!
発表できるのかな?
心配しながら他の子の発表を聞いてまた泣いて、ちょっと笑いもあったりしながら順は進んでいきました。
いろんな「ありがとう」
いよいよ息子の番です。
涙は緊張で止まったようです。
黒板の前に立ち目を閉じ深呼吸。
「お母さん、ありがとう。」
ぼくを産んでくれてありがとう。
ぼくを育ててくれてありがとう。
毎日おいしいごはんをありがとう。
いつも励ましてくれてありがとう。
そばで応援してくれてありがとう。
あきらめないことを教えてくれてありがとう。
いつも笑ってくれていてありがとう。
息子はたくさんのありがとうを伝えてくれました。
時に言葉を詰まらせながら、ゆっくりと伝えてくれました。
昨年の剣道で、勝てると思って臨んだ試合で負けてしまったことがあった。
悔しくて情けなくて泣きそうだった息子。
私はあまり覚えていないのだけど、
「もっともっと練習して次は勝とう!」と息子に言ったそうです。
優しく励ましてくれてありがとう。
息子は手紙から視線を上げ私をしっかりと見て言ってくれました。
もしこれから先もつまづくことがあっても、絶対あきらめずに勝つまで、成功するまでがんばります。
心配やめいわくをいっぱいかけるかもしれませんがよろしく。
最後にいつも本当に本当にありがとう。
息子の手紙は最後も「ありがとう」で締めくくられていました。
もう涙止まりません。
拭いても拭いても溢れてきます。
息子は手紙を封筒の中に戻して私のもとまで歩いてきて、もう一度「ありがとう」と言って渡してくれました。
(本当は抱きしめたかったけどここは教室。クラスメートの前なので遠慮して)
私は手紙を受け取り「ありがとう」と息子の肩をポンポンと叩きました。
きっとこれだけだけど息子にはちゃんと伝わったんでしょう。
ボロボロと大きな涙を流して席に戻っていきました。
息子の後も感動の「感謝」は続き、クラスはすすり泣く声だらけです。
子どもも鼻をすすったり、目をタオルを押さえていたりでもらい泣きの連鎖でした。
他のクラスは通常授業していたそうです。
最後に先生から今日この懇談にした理由を話してくれました。
親と子どもってなかなか素直に感謝を伝えられないものです。
近い関係だからこそ、照れくさくて言えない言葉があります。
でも、伝えてほしい。
聞いてくれる、受け取ってくれる相手がいるうちにちゃんと伝えてほしい。
分かっているけど機会がないと伝えにくい。
だから卒業が目前になった今、このような参観にしましたと。
先生は少し声を震わせながらそう言っていました。
ハッキリとは言っていなかったけれど先生には受け取ってくれる人がもういなくなってしまったのかもしれません。
卒業式前にこんな泣かされるとは思っていませんでした。
でも息子からたくさんのありがとうを伝えてもらえて、このような機会を設けてもらえて先生に「感謝」です。
ありがとうございます。
ぐんぐん伸びろ!!
学校の廊下に飾られていた息子の版画。
みんなそれぞれ漢字一文字考えて彫刻刀で木を削り版画にしたそうです。
息子の一文字は「伸」
背が伸びてほしいのはもちろんだけど、習い事の剣道・和太鼓・陸上。ぜんぶ記録・実力を伸ばしていきたいです!
と書かれていました。
左下は小さな芽が大きな木になっている絵だそうです。
息子もこれからもどんどん成長し、どっしりと太い幹で青々とした葉を茂らせる大きな人に成長してほしいと思います!
息子ならなれる。
母ちゃんはいつもそばで応援してるよ!!
ありがとう!!