先日この記事を拝見しました。
うちの息子も本当に闘争心がありません。
でも身体を動かすことは好きでスポーツなどの習い事はやりたがるので、いくつか習っていました。
しかし、なんせ闘争心がないので「競う」ことをしない。
負けて悔しいも、勝って嬉しいもない。
なんでなんだろう。
親としては、習っている以上、試合に出る以上は勝って欲しいと願ってしまう。
でも本人はそうは思ってはいないので、さほど強くもならない。
もどかしい…
そんな思いを抱えていました。
そんなことを、友人に相談したんです。
すると友人に言われました。
闘争心とはあとから植え付けたもの。
ピュアな心の人は持っていないんだ。
産まれたばかりの赤ちゃんは、誰かと自分を比べたりはしないでしょ?
赤ちゃん自身はあの子よりも早く寝返りを!なんて思ってはいないでしょ?
比べるのは親。
競わせるのは親。なんだと。
確かにその通り。
親である私が勝ち負けにこだわってしまっているだけで、本人はそのスポーツをしていて「楽しい」という気持ちだけでやっているのだろう。
それでいいのではないだろうか。
なんだか少しホッとした。
ずっと、なんでこの子は勝つ気がないのだろう…と思っていたので。
この子は楽しんでいるからいいんだ!
そう思えることで私もラクに思えた。
あと、闘争心のない人は「表現者」だとも言われた。
誰かと競うことなく、自分と向き合えるので、本当の自分の声を聴くことができ表現豊かな人が多いと。
確かに息子は最近絵を描くことが好きなようだ。
前まではひたすら動きまわり落ち着きのないタイプをだと思っていたのに、絵を描かせたら凄く繊細な絵を描いたので驚いた。
じっと一人で集中してもくもくとやり続ける。
今までに見られない姿だった。
もしかしたら、こちらが本当の姿なのかもしれない。
誰かと競うのではなく、自分を表現する方法がこの子には合っているのかな?
親として、出来るだけ子供の可能性を引き出してあげたいと思う。
でも、それが本当は「子供のやりたいこと」ではなく、「親がやってほしいこと」になっていたりもする。
無理矢理闘争心を植え付け、出させようとしても、それは子供の為ではないんだろうな。
気付けて良かった。
闘争心について考える機会が持てて良かった。
こかげさん(id:hinatakokage) 、ありがとうございました(*^_^*)