1995年、阪神・淡路大震災のときは中学2年生でした。
明け方早くの地震で飛び起きた私は親に守られていました。
2011年の東日本大震災の時は実際に揺れを感じたわけではなく、テレビの中でしかわからない地震でしたが、まだ幼かった子どもを守るため防災セットを用意しました。
そして夜中の地震だとメガネもコンタクトも無いと何も見えない怖さからレーシック手術を受けました。
そして今回の地震です。
シングルで子ども3人を育てている私。
子どもたちを守れるのは私しかいません。
子どもたちは東日本大震災のときより大きくなりました。
ですがだからこそ、子どもたちに自分の守り方を教えなきゃ!と思いました。
子どもが小さいと同じ部屋で私の隣で眠っているので私が覆いかぶさってでも子どもを守ります。
ですがもう子どもたちは自分たちの部屋で寝ています。
いつ何時起こるかわからない地震、夜中に来るかもしれません。
子どもたちの部屋の家具の配置など見直しました。
寝ているベッドに落ちてくるものはないか、倒れそうなものはないか。
危なそうなものはすべて下に移動するよう言いました。
子供と離れているときに地震がきたら?
学校にいるときは先生の指示に従い避難できます。
ですが子どもも大きくなった今、ひとりで家で留守番をしているときに来る可能性もあります。
・頭を守ること
・家の中でも靴を履いておくこと
・エレベーターには乗らないこと
そして家が危ないと感じたときどこに避難するのか
など改めて話しました。
電車やバスで通学する長女には「帰宅困難者一時滞在施設」の話もしました。
しばらくはモバイルバッテリーも充電して持ち歩くことや、スマホがつながらないときの連絡先もメモして持ち歩くようにしました。
子どもの命を守れるのは私であって、そして守り方を教えるのも私だと思うのです。
私はシングルになり強くなりました。
子供を守るのは私しかいない、私が守るんだという強い思いがあるからです。
今日は仕事の予定でした。
大阪でも南地区の職場なので被害はほとんどなく通常営業すると連絡がありました。
ですが子どもたちは3人共臨時休校。
なのでお願いして休みをもらいました。
だって、子ども3人家に残して仕事なんてできないですもん。
気が強い長女ですら昨夜の余震は怖かったらしく、ぬいぐるみ片手に不安そうに夜中起きてきました。
息子は平気そうなふりをしていますが、ネットで色んな情報を調べていました。
しっかり者でどんな状況でも自分のペースを崩すことのない末っ子も、眠りが浅く余震のたびに目を覚ましていました。
やっぱり怖いです。
いつ起こるかわからないから気を張り続けているのが辛くなります。
いつまで頑張ればいいのかわからないこともしんどいです。
できる限り「いつも通り」を心がけて、今日もケーキを焼いてみんなでおやつにしました。
変にピリピリした雰囲気でいたくないからです。
わざと冗談を言って笑いを誘います。
気を抜くわけじゃないけれど、気を張り続けていると壊れそうになるんです。
でもそれは見せず強くあり続けます。
熊本地震や東日本大震災のデータを見ると最初の地震から2日後にさらに大きな地震が来たようでした。
明日が怖いです。
明日も休校になるかはわかりません。
学校からはまだ連絡がきていません。
私もそろそろ仕事行かなきゃいけません。
どうかこのままおさまりますように。
これ以上被害が出ませんように。