先日小学校の参観日がありました。
私は息子の教室のすみっこで授業を見ていました。
うんうん。
ちゃんと先生の話聞いてる。
低学年の頃は椅子をフラフラさせたり、隣の子に話しかけたり、そりゃもう落ち着きなくて心配だったけど、良かったぁ一安心。
すると振り返ってこちらに手を振る息子。
こらっ!
ちゃんと前向いて!
先生の話きいて!
もぅ。。。
ほんまにかわいいやっちゃ。
小学6年生にもなると参観ははずかしいから見に来なくていいって言う子も多いと聞きます。
ひどい子は案内の手紙も保護者に渡さないんだとか。
親が参観に行っても知らんぷり。
他人の振りみたいに会話もしない親子もみかけます。
うちの息子はまだまだ幼いなぁ。
そんなことを思いながら見ていました。
すると、授業が終わると同時に私の元へきた一人の女の子。
何事かと私はビックリ!
「◯くん(息子)のお母さんですよね!私△子って言います。◯くんが全然教えてくれないのですが、◯くんの好きな食べ物はなんですか?好きなことや、好きな音楽や、好きなものなんでもいいので教えてくださいっ!」
息を巻きながら女の子は言った。
な、な、なんや〜?!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
いきなり問い詰められ、私たじたじ…
そこへ先生の助け船。
「終礼するぞ〜席つけ〜」
よかったぁ。(⌒-⌒; )
ビックリしました。
一体なんだったのでしょうか?
そのあと末っ子のクラスでの懇願に出席するため、息子の教室から出たのでその女の子とは結局話が出来ませんでした。
帰ってきてから息子に話を聞いてみようと思っていたら、息子から突然の恋愛相談。
どうやら、今日の女の子の猛烈アピールにどうしていいのか困っているようです。
6年生になり同じクラスになった△子ちゃん。
奇特なことにうちの息子を好いてくれているそうです。
教室でも、どこでも猛烈アピールがんがんの積極的なタイプで、こんなことが初めての息子は戸惑ってしまっています。
実は息子は好きな女の子がいるんです。
でも、△子ちゃんのがんがんアピールは他のクラスにも有名なようで、息子はその好きな女の子の耳にも入ったらいやだなぁと心配していました。
なるほど。
猛烈アピールちゃんは息子に聞いても答えないから、母の私のところに来たってことなのね。
凄いな!最近の小学生って!
息子はまだまだ幼いし行動も言動も女子のほうがウワテ。
どう答えていいのかわからず、逃げてばかりなんだとか。
逃げてちゃダメだよなぁ。
好きなら好き、イヤならイヤって言わなきゃねぇ。
でも、「好き」って言われたわけじゃないってのがネック。
☆好きなもの調査をされる
☆休み時間のたびに話しかけに来る
☆掃除のとき代わりに机拭いてくれたり、給食のとき大盛りにしてくれたりする
☆下校の時追いかけてきて途中まで一緒に帰ろうとする
これ!
もう好きってことやん!!
ねぇ?
聞けば聞くほど△子ちゃんの想いが溢れてるやん!
でも、「好き」って言われたわけじゃないのに、「恥ずかしいからやめて」とか言うのって勘違い男みたいじゃない?って心配してる11歳。
気持ちは嬉しいしありがたいけど、△子ちゃんのことは好きじゃない。
好きな子はほかにいる。と言い切る11歳。
むずかしいな。
確かに「好き」と言われたのなら「ごめん」と言えるけど、そうじゃないのに話しかけないでって言えないかなぁ。
「だって~掃除手伝ってくれたり、大盛りにしてくれるのは嬉しいし~」
これが息子の正直なところでしょうね(笑)
小学生の初々しい恋愛相談。
話はまだまだ続きそうです。
あまりにも積極的な女の子に、息子どころか母ちゃんまでたじたじになってしまったお話でした。
☆満開のツツジ☆
赤いツツジの花言葉は「恋の喜び」
白いツツジの花言葉は「初恋」