私は昨年離婚しました。
引越しもして、子どもたちと新しい生活を始めました。
現在正直生活は豊かではありませんが、それでも一年前よりも今の方がずっとずっと幸せです。
離婚したいならしたほうがいい。
私が一番つらかった時期。
それは離婚したいのになかなか離婚ができなかった時です。
「いてもいなくてもどちらでもいい人」
それが「いない方がいい人」になった瞬間、同じ屋根の下で暮らすのも苦しくなり始めました。
イライラしたり、モヤモヤしたり、ストレスは溜まる一方。
それでも子どもたちの前では普通を装い、上辺だけをつくろう生活をしていました。
その時が精神的に本当にキツかった。
離婚が成立し別々に暮らすようになり、その後も数週間は手続きや戸籍の関係で連絡を取り合う必要がありその度に胃のキリキリする期間は続きましたが、今年に入りようやく落ち着きました。
離婚は正直大変です。
ですが、我慢して暮らし続けているよりかはずっと良いです。
この先一生我慢し続けるのですか?
それでいいのですか?
あの頃耐えようと思っていた私に聞きたい。
そんな人生もったいなさすぎる。
離婚を推奨するわけではないけれど、我慢するだけの人生なんてもったいない。
危惧していることがお金のことならそれはなんとかなるものです。
それは離婚してこの一年生活してきて思いました。
予定外に長女が私立高校へ行くことになった時も、息子の部活道具で出費がかさんだ時も、末っ子が陸上で全国大会を狙うために毎日カーシェアして練習へ行くことになった時も、それなりに大変でしたがそれでもなんとか生活は出来ています。
決して裕福ではありません。
ですが、なんとかなってます。
それよりも高校生活を楽しんでいる長女、部活を頑張っている息子、陸上に一生懸命な末っ子を応援出来ることが幸せです。
(お金の節約のしどころやお金のかけるべき箇所の価値感の違う夫婦はここが大変でした)私の離婚した理由。 - 人生楽しんだもん勝ち♫
離婚してこの一年、離婚を後悔したことは一度もありません。
再出発記念日に乾杯
昨日引越して一年記念日でした。
11月29日、いい肉の日が再出発記念日。
美味しいお肉で乾杯しようかと思っていたのですが今月は私が10日、長女が20日に誕生日のため焼き肉が続いていたので、外食よりも家でお祝いをしよう!と手巻き寿司パーティをしました。
もう一年!
あっという間に一年。
とても早く感じます。
子どもたちがどう思っているのかはわからないけれど、私は今の生活がとても幸せです。
気持ちに余裕があるからだと思います。
手を抜くことが出来ず一生懸命すぎていたあの頃。
張り詰めた糸のように常にピンピンに張っていました。
今は「晩御飯は牛丼屋さんにしようか?」とか「お惣菜買って帰ろうか?」と少し手を抜くことが出来るようになりました。
これだけでも本当に気持ちがラクなんですね。
子どものことも過干渉になりかけていたあの頃。
今は適度に保てていると思ってます。
気にしすぎると疲れるのです。
怒るとエネルギー使うのです。
常にイライラしていたあの頃は子どもたちに当たってしまっていたところもあったのかもしれないと反省しています。
今は限度を超えなければいいか、と思えるようになりました。
自分の発散のために子どもの粗をわざわざ探して怒ることはしていません。
もちろんいけない事はビシッと言いますけどね。
今は頑張りすぎない母の姿も見せられるようになり、気持ちもとてもラクになりました。
今後はどうなるのかな。
少し前に再婚についてチラッと書きました。
あれからよく考えました。
私は誰かに依存して生きていたくはないし、依存されたくもないんです。
「私がいないと生きていけない人」は重いです。
私は誰かの世話をするために生きている訳ではありません。
誰かに寄りかかって生きていたいとも思いません。
束縛はキライです。
依存もイヤです。
お互いひとりでも生きていける、だけど一緒にいるともっと楽しく生きていけそうだなと思える人がいいと思います。
そんな人が現れるかはわかりませんが、「一番手のかかる大きな子ども」は必要ないんです。
今は子どものことが一番です。
子どもよりもオレのことを大切にしてほしいと思う人とは一緒にはなれません。
子どもが成長し離れて行ったときはまた考えは変わっているのかもしれませんけどね。
裕福な暮らしよりも精神的に安定した生活が幸せ
幸せはお金の多さではない。
これはあると思います。
離婚前の方が金銭的にはそりゃ良かったです。
稼ぎ頭が2人いましたから。
いいマンションにも住めたし、外食もできました。
だけど我慢して耐え忍ぶ毎日は幸せではなかったんですよね。
今は毎日が楽しいです。
子どもたちが笑ってる。
今日もみんな元気。
揃って食べるご飯がおいしい。
そんなささいなことでも幸せに思えるんです。
これって精神的に余裕がないと感じられないと思うんです。
今のこの穏やかな生活が好きです。
反抗期の子どもをひとりで受けとめるのは大変だし、保護者が一人なので小学校・中学校・高校の行事がかぶると忙しいし、これから学費がかかるので仕事もがんばって稼がなきゃいけないし、それなりに大変ですが幸せです。
一年前の決断は間違ってない。
自分に自信を持ってこれからも子どもたちとさらに楽しく幸せな暮らしをしていきたいと思います。