ベストボディの大会に出場いたしました！
3月に挑戦すると決め本格的なトレーニング＆減量を開始して2ヶ月後の昨日、ついに本番をむかえました！
今回は公式のヒールを履いての大会で、まずはヒールに慣れるところからの練習でした。
ポージングセミナーを受けて撃沈した時もありました。
筋トレのしすぎで手根管症候群になったりもしました。
大会の前日にレッスンを受けたのですが、そこでまた周りと自分を比べて怖気づいてしまいました。
帰りたい。
逃げ出したい。
もう出るのやめようかな。。。
なんて弱気な自分がどんどん出てきて気持ちは下がりまくりでした。
前日セミナー受けてきて、かなり意気消沈…(；▽；)周りのみんなが綺麗に見えるし周りのみんなが引き締まって見える。
— sachiko@パーソナルフードトレーナー (@sasyrrs) 2018年5月25日
さらに減量からか生理が10日も遅れてしまって・・・
予定通りに来ていればとっくに終わっていたはずなのに来ない。
どうえ来ないなら大会終わってから来てくれたら良かったのにまさかの前日に来ちゃって。
生理２日目で本番をむかえることに。
これには本当に困りました。
減量のせいか緊張のせいか遅れに遅れた生理が今頃きよった(´×ω×`)2日目で大会本番とか勘弁してよ〜。ほんま思い通りにはならへんもんやなぁ。むくみ抜けへんやん…
— sachiko@パーソナルフードトレーナー (@sasyrrs) 2018年5月25日
３７歳にして初めてタンポンデビュー。
お腹も腰も痛いし吐き気もするし、でも減量してきたから薬が変に効いても怖くて飲むこともできず(T_T)
仲間に感謝！
控え室ではモニターはありませんが音声は聞こえる状態でした。
イエローカードやレッドカードがどんどん出るのが聞こえ、不安に押しつぶされそうになり、足はガクガク震え出し、呼吸が浅くなってしまい貧血で立っていられなくなってきました。
そんな中で助けてくれたのは一緒に出場の仲間たちでした。
女性出場者の控え室でみなさんが優しく声をかけてくれたのです。
初めて出場の私は緊張して泣きそうでしたが、２回３回と出ている方はやはり少し余裕があるようで、優しく「大丈夫？」と背中をさすってくれました。
他にも「ストレッチするといいよ？」とか、「温かいお茶飲むといいよ？」と声をかけてくださって本当に嬉しかったです。
同じクラスに出場者ということは言わばライバルです。
審査である以上誰かが選ばれ、誰かが外される。
そんな戦いの中の控え室で優しくしていただけたことがとても嬉しかったのです。
「笑顔だよ！」
「大丈夫。」
「がんばろうね！」
直前ギリギリまでみんなで声かけあって、高めあって、笑顔つくり合って、ポーズも確認しあって、肩をほぐし合って、そして臨んだ本番。
みんな努力してきた人たち。だからわかり合えるんだ。
涙が出そうになりました。
そして本番！
響く音楽、照らされたステージ、たくさんのお客さまの拍手と歓声。
あぁ、これだぁ！
呼吸は浅いけれどもう苦しくはない。
興奮して高まって心地良い。
緊張はしてる。
足も震えてる。
でも気持ちいいい。
大丈夫。
会場の一番高い後ろの席の真ん中に最高の笑顔を向ける。
眩しくて人は見えないけれど、たくさんの人が見ているのは感じる。
表情は固いかもしれない。
でも笑顔を贈る。
真ん中にも右の奥にも左の奥にも。
ほら、もっと楽しくなってきた。
大丈夫。
ワタシハキレイ
自分に言い聞かせる。
気持ちいい。
このドキドキがたまらない。
楽しい。
たのしい！
２年前のNPCJのステージを思い出した。
司会に呼ばれ、私の出番。
足はまだ震えが止まらない。
でも歩き出す。
膝からではなく腰から、背筋を伸ばして、お尻の筋肉意識して頭まで一直線。
毎週レンタルスタジオ借りて何回も何回も一人で歩いてきた。
正面に鏡はないけれど、もう見なくても歩ける。
大丈夫。
ポージングは身体が覚えてる。
何度も何度も練習してきたポージング。
大きく優雅に指先までしなやかに。
ワタシハキレイ。
暗示のようにつぶやく。
苦しみながらハードなトレーニングもしてきた。
好きじゃない有酸素運動もがんばった。
甘いスイーツも控えた。
毎日毎日鏡を見て絞りの確認をしてきた。
どの角度でどの姿勢が一番私がキレイに見えるポイントか。
一発勝負のステージで見せる練習を、魅せる身体を作り上げてきた。
一列に並んで規定のポーズ。
歩いていたときは大丈夫だったのに止まるとまた急に足が震えだす。
思っていたよりも早いポージングのタイミング。
ターンが早く、ついていくのが必死。
ちゃんとできてるかな？
目の前で審査員の人がレッドカードを出す。
そして番号が書かれる。
司会者が読み上げる。
カードを出されたら予選を勝ち抜くことは難しい。
私じゃなかった。
良かった。
なんて思ったのも一瞬、次はイエローカードが。
何度も。
ドキドキのステージ上。
まさかのピックアップ審査。
ファイナルに進めるのは上位５名のみ。
それ以外は予選敗退。
持ってきたビキニを着るチャンスもないまま帰らされてしまいます。
ファイナルに進みたい。
みんなそう思っています。
そんな中で呼ばれた私ともうひとりの番号。
ステージ上で２人がピックアップで呼ばれたのです。
これは上位４名は決まっていて、あと１人をどちらにするか選ぶということです。
選ばれればファイナル進出。
選ばれなければ敗退。
かなり重要な審査なんです。
ピックアップに選ばれるとは思っていなかったので、ここで緊張はMAX。
審査員が近い。
話し合っている姿がわかる。
私を見てる。
めちゃくちゃ私を見てる。
どちらにしようか選んでる。
どうか・・・どうか・・・
結果はすぐにはわかりません。
すべての審査が終わってから予選通過者の発表があります。
私はボーダーライン。
どっち？
どうなった？
控え室に戻ってからも緊張からの胃痛が復活。
まだ？
結果はまだ？
そわそわ落ち着きません。
そして発表のとき。
予選通過者の番号が読み上げられます。
わたしは？
私の番号は？
・・・１６番！
予選クリア！！！！
ファイナル出場！！
良かったぁぁぁぁぁ！！
ファイナル審査へ
予選は公式パンツにトレーニングウェアですが、
ファイナル審査は各自持ってきた自由なビキニで行います。
私は焼いた肌が引き立つようにホワイトゴールドのビキニ。
今までの人生でビキニなんて着たことがありません。
できる限り露出したくなくて隠して隠してきたのに、こんなステージで着ることになるなんて！
人生わからないものですね。
ファイナル審査は規定ポーズのみ。
あっという間に感じました。
控え室では緊張のとけたみんなで写真撮影やLINEの交換をして、表彰式を待っていました。
やることはやった。
もうここまできたら待つしかありません。
和気あいあいとした時間でした。
表彰式。結果は５位入賞！
本当にファイナルに滑り込めただけでも感謝の結果です。
入賞できて良かった。
周りの方は同じ女性である私も見惚れるほど美しい身体の方ばかり。
そこに並べただけで嬉しかったです。
また、自分には足りない部分もわかりました。
出て良かった。
挑戦してよかった。
今後の目標は？
ほかの大会にも出て日本大会を目指そうかとも考えましたが、ベストボディへの挑戦は今回で終わりにします。
今回も説明を受けたのですが日本大会に出るには日本大会に出るためのレッスンを受けなければなりません。
エントリー料やレッスン料や交通費などを考えると、私のやりたいことではないと思ったのです。
確かにもっと上を目指したい。
極めたい。
そんな気持ちもあります。
だけど自分の大会にそれだけの金額をつぎ込むのならば、私は子どもたちと一緒に旅行に行きたい。
子どもたちに美味しいものを食べさせてあげたい。
そう思うのです。
今年は受験生の息子もいます。
私の今年の挑戦はここで一区切りをつけて、息子が落ち着くまでは母ちゃん業をしっかりとやっていきます。
きっとまた次なる目標を決めて、挑戦したくなるときが来ると思うのでその時はまた頑張りたいと思います。
筋トレはやめません。
いつでも脱げる身体をこれからも維持しながら、さらに磨き続けていきます。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました！
会場に来てくださった方、本当にありがとうございました！
みなさまの応援のおかげで、憧れのサッシュを初出場で頂くことができました。
本当に感謝しております。
これからも筋トレ中心になりますがこの経験を生かして、私にしかかけないブログを書いていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします！
本当にありがとうございました！！
