中医学から見る太りたいのに太れない人の特徴
太りたいのに太れない人は、気血水の中では「気」が弱いとされています。
気の働きの中の「同化作用」が弱いため食物が体内に入ってきても、それを栄養として身体に取り込む力が弱いため身につきません。
(参考)→【薬膳】気・血・水とは? -
太りたいのに太れない人を五臓から見ると「脾」が弱いことが想像されます、
脾は食物から気血水をつくる働きがあるのでここが弱いと気血水を作り出せません。
「気」が弱い人、「脾」が弱い人にオススメの食材は山芋
長芋・山芋・大和芋いろんな呼び方がありますが「ヤマノイモ科」に属する芋類を総称して「山芋」と呼ばれています。
生のままでも食べられる世界でも珍しい種類の芋です。
長芋→やまといも→自然薯の順に粘り気も効能も強くなります。
山芋は五性では「平」で、五味は「甘味」。
毎日食べても大丈夫です。
(長芋は毎日食べても悪くはないですが、自然薯は効能が強いので毎日食べるには強すぎてしまいますのでご注意を。)
山芋の帰経は「脾」「肺」「腎」です。
山芋の効果・効能
山芋はとても栄養価が高く滋養強壮効果があります。
中国では山の薬「山薬」と言われていて不老長寿食材、干したものは漢方にも使われています。
山芋の大きな効果は
・滋養強壮・疲労回復
・胃腸の働きを助ける
・新陳代謝を高める
・血行促進
・免疫力向上
・整腸作用などがあります
山芋は冷凍保存できます!
ラップにくるんで空気を抜き冷凍した山芋は約1カ月ほど保存ができます。
使うときは自然解凍するか、凍ったままでも調理できます。
丸ごと冷凍したものは、凍ったまますりおろせるのでとても便利ですよ。
冷凍するとぬめりによるかゆみが気にならなくなるだけでなく、なめらかな食感にと仕上がるというメリットもあります。
山芋は生でも下ろしても焼いても揚げても美味しい食材です。
太りたいのになかなか太れない人は、ぜひ山芋を食べてください!
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