お水の種類知ってますか?
ある日いつも買うお水が売り切れていたので、隣に並んでいたお水を購入しました。
トレーニング後のプロテイン。
いつも通りのプロテインです。
でもその日は味が全然違ったんです!
硬水と軟水の違い
硬水と軟水、これはお水の「硬度」が違います。
どちらも透明なお水ですが目には見えないカルシウムやマグネシウムなどが入っていて、その含有量が違うのです。
WHO(世界保健機関)が定める基準では1リットルあたり120mg未満が軟水。
120mg以上が硬水とされているそうです。
私がいつも飲んでいるのは「クリスタルガイザー」
これは硬度38ミリグラムの軟水でした。
★豆知識★
クリスタルガイザーって青キャップと白キャップがあるの知ってますか?
硬度は青キャップが硬度38、白キャップは硬度67です。
青キャップは大塚食品が輸入販売しているもので日本でしか販売してないんです。
軟水が好きな日本人のためのお水なんです。
クリスタルがーザーが売り切れていたため、この日手に取ったのは「エビアン」
こちらは硬度304mgの硬水でした。
8倍も硬度が違うので、プロテイン自体は同じでも甘く感じたり味が違って感じるんですね!
硬水と軟水のメリット・デメリット
では硬水と軟水にメリットはあるのでしょうか?
硬水のメリット
・便秘の解消になる
硬水に多く含まれているマグネシウムは下剤としても使われています。
硬度の高いマグネシウム入りのお水は便通改善に繋がります。
・血液サラサラ効果
硬水には血液をサラサラにする効果があるので、動脈硬化や脳梗塞など血管の病気の予防になります。
軟水のメリット
・お肌や髪の毛に優しい
海外でシャワーを浴びるとお肌がつっぱったり、髪の毛がキシキシしたことはありませんか?
あれは海外の水道水は硬度が高いからです。
日本の水道水は軟水なのでお肌や髪の毛にも優しいです。
また石鹸の泡立ちが良いのも軟水です。
・赤ちゃんでも飲める
硬水はマグネシウムが含まれているため胃腸の弱い子どもや赤ちゃんには負担になってしまい便が柔らかくなりすぎてしまいます。
硬水のデメリット
・お腹がゆるくなる
便通改善効果のある硬水ですが、胃腸の弱い人はゆるくなります。
・結石のリスクがある
硬水にはカルシウムも含まれているので体内に溜まり結石になる可能性があります。
軟水のデメリット
・ミネラルの補給にならない
脳卒中や大腸がんの予防、熱中症の予防にもなるミネラル。
硬水には含まれていますが軟水では足りません。
出汁をとるなら硬水?軟水?
鶏・豚・牛など獣肉なら硬水
肉の臭みを消したり、アクを閉じ込めるので獣肉での出汁をとるには硬水が向いています。
ほかにも硬水は歯ごたえを残すので浅漬けも良いです。
軟水で作るとしなしなになります。
硬水ならパスタもアルデンテに仕上がります。
日本でパスタを茹でるときに塩を入れるのは軟水を硬水に近づけるためです。
昆布出汁、旨味を引き出すなら軟水
軟水は素材そのものの味を引き立たせてくれます。
繊細な味付けの日本料理には軟水がよく合います。
まとめ
いつも飲んでいるプロテインの味の違いから調べてみた軟水と硬水の違いでした。
お出汁によっても向き不向きがあることをはじめて知りました。
面白いですね!
お水を買うときの参考にしてみてください♪