アートアクアリウムをご存知ですか?
数年前から大阪梅田や心斎橋、名古屋や日本橋で開催されていた金魚鉢です。
『和をモチーフにした水中世界に、ライティングやプロジェクションマッピングなどの最新の演出を施し、見るものを幻想的な世界に誘う新感覚の水中アート展覧会です』
今までで累計入場者数420万人を超えたんだとか!
そのアクアリウムが今回はなんと!世界遺産である京都二条城で開催されいるとのことで行ってきました。

400年以上の歴史を持つ二条城の中でも普段は入ることのできない時間に、しかも通常非公開の二の丸御殿中庭という場所にて開催されているという特別感。
そこで、日本の美を体現する金魚や錦鯉を中心とした「和の世界」。
初めての屋外展示。しかも過去最大級!
期待は膨れ上がります!
今回は下調べの段階で21時からの「花魁の舞」が観たくて遅めの時間にしました。
土日は混むだろう。12月に入ると混むだろうと予測し、11月の平日の遅めにしたのに、二条城の周りはもう午後8時を過ぎているというのに観光バスが10台以上!
人気を感じます。
堂々と存在感放つ二条城入り口から中に入る。

迷うこともないくらい人の列が続いている。
いざなう灯篭の灯り。

8時台だと当日券売り場も待つことなくすいていました。
(これが開場すぎの5時台だと1時間待ちとかになるらしい!遅めにするか前売り券を購入すべきかも!)
美しい着物の展示。燃えるように紅葉した気が風に吹かれ、吹雪のように舞い散るさまを表現しているのだとか。

行燈をモチーフにした水槽は様々な色でライティングされていました。


金魚品評のコーナーは普段見ることのできないような珍しい金魚や、驚くほ大きな金魚が間近で見られます。
優雅に泳ぐさまは本当に美しい。


大きな尾びれがゆらゆらと揺れてドレスのようでした。
地球をイメージしたという大きな大きな水槽の中では錦鯉が泳いでいました。


昨日は天気も良く、かわいらしい三日月も出ていてさらに幻想的に見えました。
そして観たかった花魁の舞。


言葉が出ない。
ただただ魅了されました。
もう一つ本当に美しさに言葉を失ったのがこれ。


京都の伝統工芸品である京友禅の着物を水槽に埋め込み、その上に金魚が泳ぎ生きた動く金魚柄のようになる。
生きた金魚が上下に舞うように泳ぎ、一瞬として同じ柄は無い。
その瞬間美はカメラでは、写真では伝わらないね。
目を奪われ、惹き込まれました。
ほかにも美しい工夫が盛りだくさんの水槽。


さらに京都の名だたる酒造の夜祭BARもあります。。

あの佐々木蔵之介さんの佐々木酒造も。
京都の雅な夜を堪能し、改めて和の世界の美しさを感じました。
歴史的建造物と、現代の最新技術。
その二つが重なり合うと、こんなにも感動的で極上の瞬間が生み出されるんだ。
素敵な夜を過ごすことが出来ました。
アクアリウムの詳細はこちら。
http://h-i-d.co.jp/art/wholecountry/
本当におススメです。